気楽に抹茶を点てて飲んでみよう
こんにちは。しげです。
僕は大学2年生の時から茶道を始めて、2020年3月現在で4年目になろうとしています。
茶道を始めたきっかけは単純で、
・部活もサークルにも入らずただ大学に通っていたの何かしたかった。
・せっかく京都の大学に通っているので、何か京都らしいことがしてみたかった。
こんなところです。
ゼミの教授に先生を紹介してもらい、表千家茶道を始めました。大学卒業後、就職のため京都を離れて東京に来ることになってしまいましたが、先生に東京の先生を紹介してもらい、今もなお茶道は続けています。
さて、そんな茶道。このnoteを読んでいただいているあなたはどんな印象をお持ちですか?
伝統的?古臭い?正座?茶碗を回して抹茶を飲むイメージ?けっこうなお点前で?
いろんな印象があると思います。
しかし、こういう風にも思いませんでしたか?
敷居が高そう。自分とは縁が無いものだ。
ギクリとしたあなた!是非いいねして下さい(笑)
そして、このnoteはそんなあなたのためのnoteです。これをきっかけに茶道を始めてみましょう。
・はじめの一保堂
抹茶を点ててみたいけれども、いきなり茶道教室なんて行くのはハードルが高いと思います。ですので、まずはこれで抹茶を点てる面白さを感じてみましょう。
(△はじめの一保堂セット)
縦13センチ横20センチくらいの、この箱に抹茶を点てるための基本の道具が入っています。気になる中身は……
(△はじめの一保堂セット 中身)
こんな感じです。
・茶碗
・茶杓(ちゃしゃく)
・茶筅(ちゃせん)
・抹茶
・ふきん
・説明書
この6点が入っています。
茶杓は抹茶を掬う計量スプーンのようなもの。茶筅は抹茶を点てるシャカシャカするアレ。
説明書に抹茶の点て方が載っているので、それを参考にしたらすぐにでも抹茶を点てることが出来ます。とても簡単ですね。
このnoteでもやってみようと思います。
・茶碗を温めよう
(△茶碗にお湯を注ぐ様子)
まずは茶碗にお湯を注いで茶碗を温めます。これは、美味しい紅茶を淹れる時などもマグカップを事前に温めたりしますよね。それと同じことです。こうすることで抹茶が冷めにくくなります。
・茶筅をすすいで清めよう
(△茶筅をすすぐ様子)
先程、茶碗を温めるために注いだお湯を使って茶筅を清めていきます。本来はすすぐ所作がありますが、無視していきましょう(笑)
シャカシャカと茶筅を軽く振り、茶筅をすすぎ清めましょう。この時に茶筅の折れが無いかなど確認もしておきましょう。
・一度お湯を捨て、乾いたふきんで水気を拭き取ろう
(△ 乾いたふきんで水気を拭き取る様子)
実際の茶道では茶巾という白い布を使って拭きますが、所詮拭ければタオルでも何でも良いのです(笑)
・抹茶を茶杓で掬おう
(△茶杓で抹茶を掬う様子)
山盛り1杯と半杓分を掬って入れるのが基本。慣れてきたら「濃いめが好きだからもっと入れちゃお!今日は、薄めにちょっとで…」と調整してみても良いかもしれません。また、抹茶を使う前に、一度全てふるいにかけておくとダマにならず、美味しいお茶が飲めるのでオススメです。
(△茶碗に抹茶を入れる様子)
この時に、茶碗に入れた抹茶を茶杓を使って少し均しておくとお湯を入れた時に混ざりやすくなります。
・お湯を注いでお茶を点てよう
(△茶碗にお湯を注ぐ様子)
お湯が跳ねないように、ゆっくりと茶碗にお湯を注いでいきます。茶碗の1/3程度が目安ですが、濃いめが好きな方はお湯を少なめに。薄くしたい人はお湯を多めに入れて調整してみて下さい。
・お茶を点てよう
(△お茶を点てている様子)
お湯を注ぎ終わったら、先程清めた茶筅を使ってお茶を点てます。「M」字を描くように前に後ろにシャカシャカと茶筅を振ります。表千家や裏千家で点て方に違いはありますが、裏千家のやり方の方が初めて抹茶を飲む方には飲みやすいと思いますので今回はそちらのやり方で、泡がもこもこと立ってきてそろそろ良いかな?と思ったら茶筅を「の」字に回して茶碗から取り出せばおしまいです。
・お茶を飲もう
(△ 点てたお茶と桜餅)
お茶を点ておわったら、自分が食べたいお菓子(和菓子に限らず洋菓子でもOK)と一緒に一服。飲み方も自由です。回したい人は右回転で45度回してから飲んでみたら雰囲気が出ますよ。
ほら、簡単ですね?
想像では難しそうと思われがちですが、あなたが想像しているのはガチな茶会とかそういうやつ。お茶を点てるだけなら、茶碗に抹茶とお湯を入れてシャカシャカ混ぜるだけ。こうやって、やってみないと難しいのかどうかも分かりませんよね(笑)
もちろん今回紹介したやり方に対して「こんなの茶道なんかじゃない!伝統を何だと思っているんだ!」と言う人もいるかも知れません。しかし、茶道とは茶の道です。道の入り口が狭すぎては、歩こうとする人も居なくなってしまうと思います。こうやって、道を広くしてあげることで「抹茶って美味しい!もっと深く茶道をやってみたい!」という人を増えていくのではないでしょうか。
そして、興味を持った人達が茶道教室を訪れ、深くのめり込み、茶道を始めるかもしれません。なにごともキッカケ作りではないかと思います。僕が紹介した商品(別にこれじゃなくても)や方法で抹茶を点て始め、このnoteを読む前にあなたが思っていた印象が壊されれば良いなと思います。
新型コロナウイルスの影響で、外出を自粛し自宅で毎日を過ごされている人も多いと思います。時間を持て余しており、やる事が無い。そんな人こそ是非ともお茶を点ててみてください。お互いに頑張りましょう。
今回使った商品↓
https://shop.ippodo-tea.co.jp/kyoto/shop/goods/index.html?ggcd=651607
おしまい。
#茶道 #一保堂 #はじめの一保堂 #抹茶 #おうち時間を工夫で楽しく #コロナに負けるな
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