「本当にしたい事は何?」
「良いプロダクトをつくりたい。」
数年前に、漠然としたイメージで答えた記憶がある。
ここで言う良いプロダクトとは何か?という点は、当時で言えばきっと、「世の中の人たちに喜んで使われるプロダクト」を指している。
それが「なに」で、それを「どのようにして作るのか?」と言うのは、よくわかっていない状態。
なんとなく思っていたのは、流行りの端末ですごい技術を使い、出来上がったアプリが「いいプロダクト」だと言うこと。
今思えば、そんな自分たち都合のプロダクトなんて成功しないし、仮にヒットしたとしても、それ以降は工夫しないと上手くいかないでしょう。
あれから時は経ち
1年前、とある本に出会い、変化が起きる。
スクラムに触れ、組織論を考え、仮説検証型アジャイルを知り、リーンジャーニースタイルを実践。
今関わっているプロダクトの都合上、実践できていない物もあるが、少なくともプロダクトをつくる知識としては持つことができた。
今はまだ、プロダクト作りにおける重要なチームビルディングを学び、実践しているところ。
ものづくりを突き詰める
カンファレンスでプロダクトマネージャーという視座とその視野を学んだ。
とても面白かったし、PdMのIntroductionくらいは理解できた気がする。
そのカンファレンス内で、開発、スクラムマスター、プロジェクトマネージャー、PdM、そしてPdMのエバンジェリストと転身した方に聞いた、転身理由が刺激的だった。
「ものづくりが好きだから」
恐らく、多くのエンジニアが思っていることだと思う。でも違うのは、その方はそこを突き詰めていた。
ものづくりは楽しい。チームで作りたい。正しいものを世に出したい。みんなが正しいものを世に出せるようになって欲しい。
そんな話を聞いて、その方の強い想いを感じた。
「やりたい事をした方がいい」
その時もらったアドバイス。
この言葉をもらったから、今までを振り返る。
「あなたは何がしたいのか?」
「良いプロダクトを作りたい」
今でも実現したい事は変わらない。
でも、以前に比べると、その問いに対して様々な知識と戦略を持っている。
大切なのはここから。
簡単な道じゃ無い。それでも、学んだ戦略を基に一歩ずつ実現したい事に向けて進んで行く。
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