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子育てにおけるICT活用の続き

子育てエンジニア Advent Calendar 2022 2日目の記事です。

前回

去年にICTの有効性として、iPadを元に利用したアプリやその結果をまとめました。
その後、別のアプリや、下の娘への影響などあったため続きとしてまとめます。

プロフィールのアップデート

私: IT系の会社員。プロダクトマネージャとスクラムマスター
妻: 教員
長女: 5歳
次女: 2歳

用意したもの

①iPad

どのような基準で用意したかなどは前回まででご紹介していますので、是非そちらを参照していただければと思います。

iPadを使ってやったこと

今回新たに下記のものを試してみました。
あくまでも利用対象は4〜5歳です。

・Osmo Coding ★★★☆☆
iPadだけでなく、付属が必要です。
値段としては安くはないですが、プログラミングにハマるかもしれないと思い用意してみました。
ただ、結果としては我が家ではハマらずでした。
コマンドを繋げてキャラクターを動かすというアプリですが、まだ論理的思考は早すぎたのか、コマンドを繋げることが難しく、上手くいかない点で成功体験を与えることができませんでした。
ただし、アプリとしてはとても面白く、親がハマってました。
なので、もう少し年齢を考えて渡せればよかったと思います。

・とどさんすう ★★★★★
有料アプリです。(値段としても今まで使ったものに比べ高め)
しかし、算数を学ぶ上ではとても良くできていて、娘と一緒に活用しています。
我が家の場合、Number blocksで多少なりと「足す」、「引く」を学んでいた事も影響していたかと思いますが、10までの足し算、100までの数字など、アプリを通して学び、簡単な足し算/引き算が自然とできるようになりました。
ただし、アプリを与えればここまでできるか?というとそうではないと思っています。
一人で遊ぶ時間もありますが、基本的には親が一緒に見て、つまづく箇所でアドバイスできないと、「できない」印象が残ってしまい、ヒットしないと考えられます。
また、使っている中、上手く理解できない事も適宜出てきました。
その時は、一度時間を置いたりして再度挑戦させることで理解が進んだりしました。
理解が進んでないと判断した時は、復習を実施するように促すと良いと思います。
なお、言語設定もできるため、我が家の活用時は英語で活用しています。

・とど英語 ★★★★★
とどさんすうの姉妹アプリです。
さんすう同様トライアル形式で、有料化が必要になります。
ただし、こちらもよく出来ていて、子供がちょっと使っただけで、どハマりしました。
英語判定があり、子供の英語レベルに合わせたランクからスタートできる仕組みになってます。
基本的な活用は、1日に進める課題がまとまっていて、課題を楽しくこなす事がメインです。
課題については、短い動画や読み聞かせ、発音、フォニックスなどレベルに合わせた課題が出題されます。
娘の場合、音で理解していましたが、とど英語を通して、フォニックスから簡単な単語を読んだり、絵と合わせたりできるようになりました。

・Think Think ★★★★☆
とどさんすうやとど英語とは違い、幼いうちに育てておくべきと言われている、空間認知や論理思考を学ぶことができるアプリです。
内容自体は大人でも一瞬考えて回答するような問題が多く、見ているこちらも楽しめる内容になってます。
モードによりますが、1日3回と言う制限の中、子供がやってみたいと思う問題を制限時間の間ひたすら解くと言うものになります。
10分くらいで終わるので、親としては、時間がない中でも続けられる感じがとても良かったです。
無料でも出来ますが、出来る問題の制限があるため、スタンダードまでは用意した方が良いと思います。
こちらも、基本的にはとても良く出来ていると思っていますが、我が家の場合、別の通信教育をやっているため、そんなに必要ではなかった事と、3回しか出来ない点や、難しくなりすぎてしまい、手をつけなくなってしまいました。

結果

所々に効果感は記載してしまいましたが、今回のアプリを使ったことで、算数や英語の理解が進んだと感じます。
ただし、とどさんすうを活用する上で「わからない」が拾い切れず、活用が嫌になってしまうタイミングがあった経験から考えると、継続するためには、子供の「わからない」を親が拾い、一緒に活用することは大事です。

今回、驚きだったのが、下の娘も「お仕事やる」と真似をし始めた点です。
まだ、英語の歌や動画を見る・聞くができるレベルなので、Super Simpleなど英語の動画を見せたりしています。
姉の影響は強いんだと感じました。

もちろん、子供によって、得意なことが違うため、紙やペンの方が得意な子もいます。
子供の状況やモチベーションに合わせて、使っていただけると良いと思います。

余談

アプリではないですが、英語が聞き取れる娘は最近Youtubeで「Blippi」にはまっています。
「おかあさんといっしょ」と同じくらいアメリカの人気番組だそうです。

一緒に見たりしますが、アメリカの工場、農園、テーマパーク、科学館等、様々な場所に行き、場所の紹介だけでなく、色、形、職業など教育番組としてはとても良い内容です。

日本との文化の違い等も感じることができるため、非常に勉強になります。
もちろんすべて英語になってしまいますが、動きやテンションなどで子供も楽しめると思います。
興味のある方はぜひ調べてみてください

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