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0380 キャリアプラン作成に転嫁しないでほしい

今、わが社では優秀な若手が退職していく。
それを止めるべく、偉い人が考え出したのが、「若手にキャリアプランを作成させ、上司と面談して1年を過ごすこと」だ。

ばかなの。
仕事だけ増やしてくれたわけである。本店の担当は企画したことを褒められて偉くなる系である、これは。

ばかなの?

転職したくなった身としては、そして、何人かから聞く、辞める理由は、
「この組織にずっといたとして、自分の先が見えない」
というものだ。
それは、キャリアプランを作成したところで、馬鹿…いや、幹部どもの背中がそういうプランの実現をあやふやにし、無理じゃないかと思わせ、だったらスキルアップのために転職しよう、となるわけである。
実際くそじ…いえ、あの年代の幹部たちは、転職=逃げることだと思う世代だ。分かってねぇなといらいらするが、もう降任したし、私はせめて今の役職まではこういうこともできるんだぜ、という姿を見せられるよう、しっかり仕事をしたいと思う(メンタルやられない程度に w)

幹部の足手まとい(つまり、本当の課題を指摘し、解決していこうとすること)を許さず、犯人探しなんかしてしまう組織に、優秀な奴はいらないのだ。ばかでいい。イエスマンで、目の前のことだけ、すぐできることだけをやれる人、無感覚な人でいいのだ。

私の年になると、もう先は見えているから転職も厳しいものがある。
ただ、若者から相談されたら、そこは、ねぇ…
と、あほな人事制度の通知を見てため息を吐くのだった。

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