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0129 草木が緑に透ける日

春だ、と思った瞬間から、植物の元気なこと。
ものすごい勢いで生長する。
そんな木々を見ていて、何かの本だったか、テレビだったか、日本のような温暖湿潤気候下において、人工物はやがて自然に飲みこまれるということを思い出すのだった。

相方さんおすすめの英文法の本を読んでいる。
絶対飽きるので、時間は15分だけと決めている。その分じっくり読む。
読み始めてみると、しゃべり言葉をこのルールに当てはめようとするとかなり難しいことに改めて気づかされる。

ネイティブでない限り、ニュアンスというものは飲みこめないままなのだろうな。よっぽど海外に住まない限り。
ジョーカーの映画の本を買って、言葉だけでなく、彼らの信じているキリスト教を知らないと、さらに言えば、彼らのルーツのような、例えばギリシャだとかローマだとか、そういう教養がないと、なかなか厳しいものがある。
正直なところ、よっぽど激高していれば分かるけれど、イラっとしているんだろうなとか、あいまいな感情は全然分からない。むかついたのかなとか。
(まぁ日本人でもぎりぎりなのだけれど)

言葉は難しい。
母国語だって難しいのに、様々な道具を駆使したって、話せるようになる気がしてこない。
幕末のころの人たちはどうしていたんだろう、天才かよと、ため息をつく。辞書もなく、テキストもなく、…うーむ。恵まれている私は、どうして話せぬのだろう。

せめて、子どもの英語レベルにはなりたいと、ちびちび勉強を進めていく。

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