お肉が受け付けなくなってきた30代でも幸せはあるぜ
人生で今まで本当に肉が好きだった。
大好きだった。
だが、最近はめっきり肉が受け付けなくなってきた。
原因は、
消化が……とか
胃もたれが……とか
典型的な老化によるものではない。
"命を頂いている"をいう行為を何故か急にものすごく実感するようになったのだ。
前の記事にも書いたけど、我が家はパンどろぼうシリーズが大好きだ。
この本の登場人物は、99%動物たちで成りなっている。
ぶたさん や にわとりさんたち がメインで語られるお話しもあるのだ。
そして、己の食事で
豚肉のしゃぶしゃぶが出てくると
「しろいこぶたさん……」
鶏肉の煮物が出てくると、
「りんごかめん の ひよこちゃんとニワトリのパパとママ……」
と、彼らを思い出してしまい、勝手に命の重みを感じ急に箸が止まってしまうのだ。
純粋に美味しいと思えないなら、食べないのがこの世の為だと思う。
命のドキュメンタリーを見てもこんな気持ちにはならなかったのに、まさか、絵本を読んで影響を受けるとは思いもなかった。
この症状が続くのかは分からないが、魚に対しては純粋に「美味しい!」と思えるので、ゆるぺスカタリアンとなりそうだ。
実りの秋、
お米にお野菜、ぷくぷく脂の乗ったお魚があるだけで、己は幸せに暮らせる自信がある。
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