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アメリカのスタンダードとは何か?
古き良きアメリカにはスタンダードといった楽曲群があり、何曲あるか分からないほどある。おそらく千とか二千とかか。ビートルズみたいなロックグループの曲は比較的新しいので一般的にはその仲間には入れない。
20年代、30年代、40年代くらいにジョージガーシュインをはじめとする作曲家たちがニューヨークでたむろするように住んでいて、その作曲家たちの住む区画はティンパンアレイと呼ばれていた。ティンパンティンパンうるさいからだ。日本でいうところの板橋のトキワ壮と同じだ。ほとんどはそういった職業作曲家が作った曲のようだ。
どの曲もオリジナルの出元はたぶんブロードウェイのミュージカルかなんかだと思う。それか映画。なのでスタンダードにはこの演奏が定番だというものがないようだ。これがミュージシャンが気楽にスタンダードを演奏する理由となるのだろう。
特に欧米の超大物ミュージシャンは大体自分たちの音楽が一段落すると必ずスタンダードに手を出す。派手だったロックミュージシャンでもだ。
ボブディラン。
ポールマッカートニー。
ロッドスチュワート。
バリーマニロウ。
スティーヴミラー。
ボビーコールドウェル。
なんとなく雰囲気がどれも同じ。しかも知名度的に日本人には微妙な曲が多い。こういった古臭い曲も欧米ではメジャーなのだろうか?いろんなジャズを聴く人ならなんとなく知っている曲だけどジャズを聴かない人はよく分からないだろう。
新機軸が見いだせなくなるとレコード会社からスタンダードはどうですかって言われたりするのかな。と勘繰ったりもしないでもない。
おしマイケル。
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