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80年代の洋楽はほとんどカス

その昔80年代、渋谷陽一とか伊藤正則とかの洋楽評論家がいてアーティスト評を執筆していた。彼らは基本的に当時流行っているロック専門の評論家だった。そうするとそれを見る若者が感化されていった。そういったロックが全てなんじゃないかと思ってしまう。特に渋谷も伊藤もブリティッシュロックが好きで、渋谷は何やっているのか分からないけど、伊藤正則はその後もずっとブリティッシュ系のヘビメタをプッシュしているようだ。ロッキングオンは得体の知れないブリットポップを推していて、ヘビメタ雑誌のバーンは得体の知れないLAメタルを推していた。もちろん現在まで生き残っているのミュージシャンは少ない。まあ地道にやっていると思うけど。

また、テレビでも小林克也がベストヒットUSAをやっていてアメリカのラジオ&レコーズというチャートを毎週紹介していた。当時産業ロックのど真ん中だったからものすごいキャッチーで、そういった産業ロックを聴かなければまずいという感じだった。アメリカの産業ロックは凄いぞという事になっていた。そういった産業ロックのミュージシャンも現在まで生き残っているのは少ないと思う。まあ地道にやっていると思うけど。

MTVも地上波でやっていて、もうMTVなんてただただ産業ロックを垂れ流していた。今は絶対聴きたくないようなポップスだ。

ピーターバラカンはちょっとはまともな音楽を紹介していたが結局はブリティッシュロックなんかがルーツだったからたかが知れていた。この人の場合は今でも音楽を紹介していてネットで情報が入るようになったのでかなりまともな音楽評論家になっている。

あとは中村とうようみたいなかなり世界中のポップスを聴きこんでいるツワモノもいたけど私は産業ロックに感化されていたので当時は分からなかった。

今考えてみると、80年代は強烈な産業ロックの時代だったからひどいものだった。YOUTUBEを見るようになって80年代はダメだなと確信を持って思うようになった。YOUTUBEでいろいろ映像を見てこんなにもポピュラー音楽は幅広いし豊かだったのかと思うようになった。こういった80年代の評論家が喧伝する産業ロックに随分騙されていたように思う。そういった人たちも商売だから仕方ないけど。

悪口ばっかりになったのでやめる。

おしマイケル。

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