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鍵とは何か?

鍵というものがある。
歴史上いつぐらいから出現したのだろうか?
起源はヨーロッパで時代はギリシャ時代あたりだろうか?
(ここはググらない。)

殺人事件の報道でも「鍵やパスワードはどのように入手されたか?」ってやっている。今の世の中で鍵がなくなったら強盗や強姦やさらには殺人なんかが頻発すると思われる。

はたしてそうなのだろうか?

なければないで別に何も起こらないのではないか?殺人なんてやろうと思えばいくらでも出来る。
自動車をぶつければ人間なんてイチコロだ。自分の手も汚さないし。

数年前に一人暮らししていた小田急線沿いのとある駅から都電沿線の実家へ引っ越した。引越はきわめてスムーズに進んだが一つだけ問題が発生した。

「契約時に渡されたマスターキーがない。」

手元にある鍵は全て後で作ったスペアだったのだ。
スペアはいくらあってもいいらしい。マスターがないのが問題らしいのだ。
これっておかしくないか?

そのため返ってくるはずの敷金が返ってこないのだ。

鍵なんていいではないか。
ボロボロのアパートだ。鍵なんて10円玉で開いてしまう。

盗まれたくなければ高級品を持つな、殺されたくなければ防弾チョッキを着ろ、犯されたくなければ貞操帯を着けろといいたい。

鍵なんて気休めに過ぎないのだ。

終わりよければ全て良しというが、終わり悪ければ全てダメということになる。

小田急沿線の心象も思い出も悪いものになる。ああ、やはり自分の辞書にハッピーエンドという言葉はなさそうだ。

おしマイケル。

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