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安倍国葬反対デモに参加してみた

先週の9月27日の火曜日に安倍の国葬が武道館(九段下)で行われた。国葬反対デモに参加したことについて何となく書く。

まず国葬前のテレビメディアの話だけど、国葬1週間前ぐらいからメディアの報道規制等があったように思う。というのも本来だったら安倍国葬に当たって国葬を盛り上げるメディア放送もあってしかるべきだと思うが、統一教会なんかの問題や安倍政治の賛否のようなものの言及したくないためか、国葬自体もまさに腫れ物に触るような感じでメディアでは取りあげなかった。結果ウクライナ戦争報道がかなり目立った。さらには静岡で台風による災害が発生していて、この静岡水害までメディアは国葬のために報道を規制していたと思われる。国葬をしてる場合なのか?という世論を抑えたいからなのか。

それとよく吉田茂の国葬と比較するメディアの取り上げ方があった。戦後日本の国葬は吉田茂だけだからだ。ただ個人的に違和感があった。吉田茂は戦後の超大物政治家だ。まだ日本が焼野原で何も整備されていないころの戦後初の長期政権を維持した総理だ(戦後初の総理ではないが)。その吉田と安部を比較するなんてありえないと思った。バカじゃないのかと思ったくらいだ。本を読んだり新聞を読んだりする人なら分かってると思うが、メディアはそういったことも知らんぷりするのはいかがなものか?

そして国葬当日はデモに参加しようと思った。安倍政治への不満というよりも統一教会と自民党の癒着問題に憂慮したためだ。とにかく統一教会が気持ち悪くて、それとどっぷり癒着している自民党安倍派もかなり気持ち悪いと思った。
いろいろネットでデモを探してみて、当日大きそうなデモが3つあった。
①日比谷公園から九段下へ練り歩き
②お茶の水から九段下へ練り歩き
③国会議事堂前
やっぱり練り歩く方が高揚感もあるので①を選んで参加した。ただ結果的に九段下には行くことなんて出来なかった。東京駅近辺まで練り歩いて解散した。まあ仕方ないことだろう。デモは銀座や東京駅近辺を大々的に練り歩いて平和に終わったと思う。ただあまりメディアで取り上げられなかったけど。

メディアで一番取り上げられたのはお茶の水から九段下へ行ったグループだろう。とにかく九段下には右翼、左翼、国葬賛成派、献花の列が吹き溜まっていたからだ。この日の九段下はアツかったに違いない。

当日はとにかくヤバいくらい警官が多かった。そしてパトカーと警官用のバス(青に白のラインのやつ)もすごいし、専用車両が間に合わないためか一般の小型バスもかなり出動していてそこから警官がわんさか出て来たのを目にした。ガンダムの量産ザクみたいだった。それでも間に合わないのか「ポリス」というゼッケンを付けたホワイトカラーの警官もかなり出動していた。これらの警官の特別給?+焼肉弁当代だけでもけっこうな額になるのではないか?全国から呼ばれてるわけだし。

私も喉が痛くなるくらい「国葬反対!!!」って叫んできたけど、もうそれやってる時には国葬が始まっててちょっとバカみたいだなと思ったりもした。

そもそも国葬やって得した人なんて誰もいないんじゃないかと思う。政府も含めて。武道館周辺の生花店は儲けたみたいだけど。税金も浪費されて日本国のバカさ加減がよく分かった日だった。メディアもそのバカさ加減が分かったらしくデモの報道を積極的に報道していた。これは良かったことだと思うけど。

それと個人的に全然シンパシーが湧かなかったのが献花に並ぶ連中と菅の弔辞。献花については世話になった人が行くのは当然と思うが、安倍に世話になった人がどれほどいたのだろうか?どういった用件で世話になったのだろうか?アベノミクスの株高だろうか?それと菅の弔辞だけど安倍インナーサークルだけの話で国民に垂れ流す必要性ってあるのか?そもそも安倍政権の後半では安倍の擁護に辟易して疎遠になったと聞くがホントに仲良かったのだろうか?

普通ならデモ参加して良かったというところだろうけど、正直そうでもない。騒いでも何も変わらない。自民党の一部の権力者がやると決めたらやる。有権者が騒いでもそれを止められない体質があることが分かった。これから自民党はいろいろな政策を進めるだろう。例えば軍事費の倍増(そもそも憲法9条があるにもかかわらず!)とか。もう国民は蚊帳の外なのだろうか?アメリカと自民党で全部決めてしまうものなのだろうか?
あと統一教会は引き続き気持ち悪いので潰れて欲しい。韓国カルトを日本の保守派政治家が必死に擁護するっていう構図も気持ち悪い。地方自治から中央まで全て侵食されているのが気持ち悪い。

とにかく政治は不思議というか、民主主義って何?って思う今日この頃だ。まあ大多数の人は何も考えず生きているのだと思うけど。

おしマイケル。

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