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150年前のジャズ想像してみる

オールドジャズよりも前のジャズを聴いてみたいということを前回書いた。ただ聴いてみたいと思っても録音技術がない時代なので無理な話だ。クラシックであれば譜面があるけどアドリブの多いジャズにはガッチリした譜面は無理だ。なのでほとんど無理かもしれない。

ならば脳内で想像するしかない。そのために材料を集める。

200年前のニューオリンズにはフランス人、スペイン人、アフリカ人がいたとする。イギリス人とりあえず入れないことにする。

フランスの音楽としてはジャズ発祥の地のニューオリンズから近いカリブのフランス領のマルティニークの音楽。これをインプットする。

スペインの代わりにメキシコのマリアッチ。これも材料になるのでは?

アフリカの代わりにキューバのサンテリア(宗教儀式)の音楽。これも材料になるだろう。

ここでふと気が付く。全然ジャズとリズムが違うぞと。だいたいが16ビートだ。マリアッチは6/8拍子かな。初期ジャズではパーカッションを露骨に使っていない。

なので有名なスコットジョプリンのラグを入れることにする。歴史的にも正しいし。

それでもあまりに想像ができないので、さらにオールドジャズと似ていると言われているポルカを追加でトッピングする。

なんだか急にジャズに近付いてきた。結論としてはジャズってポルカだったのか?違うか?

おしマイケル。


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