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80年代の洋楽の良し悪しの判断基準はレコードが何枚売れたかだった

とにかく80年代の洋楽は産業ロックだった。まあ70年代終わりからだろうけど。強烈な産業ロックの時代だった。

よく言われているのがレコードが何枚売れたかだ。全世界をマーケットにしているので数百万枚と言うレベルでではなかった。数千万枚とか下手したら数億枚とかだったような気がする。

90年代の小室ファミリーや宇多田ヒカルは数百万枚というところか。それの数倍売れないとダメだったのだから欧米のミュージシャンやそのマネージメントとしたらある意味ハードだっただろう。

そんなテンションでアルバム5枚も10枚も出せるはずがない。自然とアーティストはアルバムを出さなくなる。奇しくも大ヒットした後はかなり大変だろう。

しかも音楽性に関して言えば異様にポップになったのと音が異常につるつるすべすべになっていった。とにかくノリがよくてキャッチーでつるつるにする。

ところでアメリカのレコード売り上げ枚数の基準はゴールドディスクというのが50万枚でプラチナディスクというのが100万枚だ。たぶん60年代や70年代のミュージシャンはそのぐらいの枚数でとりあえず良しとしたのだろう。なぜ80年代に莫大な枚数になったのか?

それとグラミーだ。テレビで韓国のアイドルがグラミーを取るとか取れなかったと言っているが個人的に何もグラミーについて分かっていないと思った。なぜならグラミーはアメリカ文化礼賛の賞だからだ。

グラミーは基本は白人、ジャズとかソウルとか出てきたので仕方なく黒人も受賞できるようになった。イギリス人でもOKだが基本的にアメリカ人だ。音楽性は何だったらジャズやR&Bとかだ。アメリカの音楽じゃないとダメだ。韓国人のアイドルなんて1兆枚アルバムを売っても無理だろう。そういった民族の問題というのを全然念頭に入れていないマスコミはどうかと思う。

そんでこれもアメリカを含めた欧米のレコードを全世界に宣伝するCMイベントととらえても良いと思う。全部レコード会社の戦略だ。

金儲けしたかったらもっと他にあるだろ。不動産とか株とか。なんで音楽なのだろうか?不思議でならない。

おしマイケル。

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