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サンタナのルーツを考えてみる

以前、いまどきの若い音楽好きと話していたらエディーヴァンヘイレンは聴いたことなくて知らないけど、サンタナは聴くと言っていた。私の世代から考えると逆だろと思ってしまったが、サンタナのコンセプトってワン&オンリーなのかなとも思う。あと音楽対して非常にタフというか大らかというか、クスリでヘロヘロになったりしないしすごいと思う。YOUTUBEにゴマンとアップされているのであえて動画は張り付けない。

歌が入らないのでノリだけで勝負しているというのも万国共通でいい。特に日本人みたいに英語が全然分からないのになぜか英語圏に属してしまっているような国にはホントにありがたい。あと上野のインチキ外国人みたいな風貌も良い意味で逆に好感がもてる。では他にこういったコンセプトのミュージシャンはいるのだろうか?

まず有名なのが弟のホルヘサンタナもギタリストでほとんど同じような演奏をする。

Maloというバンドで活躍した。ラテンロックとしては同じだけどカルロスサンタナとは違ってアンサンブルを重視する音楽性だった。ホルヘは去年亡くなったけど全然騒がれなかった。

そんでサンタナのルーツだけど、明らかなブルースからの影響以外によくインタヴューで出るのがロスインディオスタバハラスだ。ギターのハイポジションへ移動するところはサンタナそのものだろう。

確かメキシコのグループだけど50年代のアメリカのチャートにもヒット曲をぶち込んだこともある。それがこれ。

日本でもそこそこヒットしたらしい。いかにも日本人の好みのような曲だ。

そうするとサンタナはロスパンチョスにも影響を受けたのではと思ってしまう。ハモりながら階段から降りてくるなんてなかなか出来るもんじゃない。

アメリカで大ヒットしたイーディーゴルメとロスパンチョスのコラボ。ソロギターはサンタナそのものと言っても過言ではない。

というかいくらでもLos ~っていうのが出てくる。

日本人が知らないだけでガットギターのバンドはむしろ中南米の方が本家なんだと思う。

つまりサンタナのコンセプトも日本人から見たら珍しいかもしれないけど、中南米人からしたら月並みなのかもしれない。どうだろうか?

全然関係ないけど、ロスインディオスでYOUTUBE見てたらこれがすごい出てきた。たしかシルビアって早死にしちゃったんだよね。なんだか切ない。

おしマイケル。

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