見出し画像

80sの洋楽とは何か?その2

前回の続き。前回は80sは洋楽バブルだったみたいなことをたらたら書いた。じゃあ80sの洋楽音楽性とは何かということだが、だいたいこんな感じだろうということを思うがままに書いた。

チャート主義
とにかくビルボードチャートやら何やらで上位に食い込むことを目標にしていた感じだ。音楽性は二の次というかチャートをどれだけ駆け上れる音楽にするかが重要だったと思う。

ディスコの残滓
70年代の終わりからディスコブームがあってそのまま80sになだれ込んだのでその影響はかなり大きかったのかなと思う。だいたいの曲が16ビートだったりする。これはビートルズとかの60sにはなかったことかなと思う。

ハードロックとグラムロックの形骸
レッドツェッペリンとかブラックサバスとかデヴィッドボウイとかの良いところをとったら見栄えがいいしロックの醍醐味も味わえるのではないかということかもしれない。

ニューウェーブと呼ばれるもの
これです。80sと言えばこれ。ニューウェーブって何をもって新しい波としているのかはよく分からないけど、私としては男も女も変な厚化粧(化粧の雰囲気は何となく共通するものがあった)をして髪の毛をツンツンに立ててペラペラな音楽をやるというものだと思っています。

ファンク的ではあるがヒップホップは出てきてない
プリンスがこの分野では一番尖っている感じだった。今でこそアメリカではほとんどヒップホップになってしまったけど当時はまだまだ始まったばかりという感じだった。新しすぎてチャートに上って来なかっただけかもしれない。逆にヒップホップの要素がない分だけメロディーが重視されたつくりになっている。

あからさまにキャッチーでポップな楽曲
とりあえずヨーロッパのファイナルカウントダウン。ヴァンヘイレンのジャンプとかJガイルズバンドとか。つかみは万国共通だし当たればデカいと思う。こういったリフ以外でもサビでキャッチーだったり、ノリがキャッチーだったり、難しいことは一切やらない。チャート主義につながる。

MTV的なもの
当時のアメリカでMTVという有料のTVチャンネルがまさに始まって、そこでどれだけリピートしてくれるかがビジネスとしては重要だったのだろう。なのでリピートしても見飽きないモノが良いのかもしれない。映像としては原色の感じ。肩パットがすごい。変な日本人とかが出てくる感じ。

長くなったのでストップする。

おしマイケル。

この記事が参加している募集

#はじめて買ったCD

3,425件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?