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【2024年1月】読書記録

読み終わった本

『ドメイン駆動設計入門』

ドメイン駆動設計における「概念を実装に落とし込むためのパターン」の部分に重点を置いて解説されている。この”パターン”とは具体的には、『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』の2部から3部に登場する値オブジェクトや仕様のこと。こうしたパターンを詳しく理解していくことで、コードベースで概念を表現するイメージが深まっていく。しかしながら、ドメイン駆動設計の本質は概念を抽出する方にあるので、パターンの方が目的にならないように注意が必要。

『ヤバい集中力』

人生の成功に必要な要素は「集中力」。その集中力を上げるライフハックを科学的なエビデンスを元に解説している。当書では「集中力」というものを捉えるために「獣と調教師」のメタファーを使用する。単純だが莫大なパワーを持つ「獣」をうまくコントロールし望む方向に導いていくことで「集中力」の発揮につなげていく、という趣旨になっている。

『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』

コミュニケーションの本質は「どう言うか」という伝え方ではなく、「何を言うか」の部分。アウトプットによるトレーニングで無意識下にある感情を言葉にし、それを積み重ねていくことで言葉の「速さ」と「深さ」を両立しよう、という趣旨。A4用紙を使った独自のトレーニング方法の解説と、トレーニングのための「問い」の例500が付録としてついてくる。

読んでいる本

『Clean Craftsmanship』

頭から読み進めそろそろⅠ部の終わり。全体の半分以上は読んでる状態。ここまでの大部分がテスト駆動開発に関する内容であったが、付録のビデオも合わせて観ることでテスト駆動開発に対する理解とプログラミングスキルの向上を実感している。

『A Philosophy of Software Design』

以前翻訳だけしたものにいよいよ手を付けている。私にはちょっと難しい内容が多いので、当初に関する記事やPodcastなどと合わせて読み進めている最中。

『エンジニアのためのドキュメントライティング』

「文書化は大事」と思うものの、どう書いたらよいのか分からない。

気になっている本

『ソフトウェアアーキテクチャメトリクス』

コードの保守性に強い関心があるので、新しいに武器になりそうな一冊。

『Software Design 2024年2月号』

コードをクリーンにするには信頼できるテストが必要。テストに関する知識も欲しい。

『開発系エンジニアのためのDocker絵とき入門』

Dockerはなんとなく使っている部分も多いので理解を深めたい。

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