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周囲より年上な自分に、自信をあげよう


人生に”年齢”の悩みは付きもの


例に漏れず、私にとってもアメリカ留学開始前〜留学中の現在に至るまで、”年齢”というものは良くも悪くも大きな論点のひとつでした。

そして年齢を気すれば気にするほど、自分で自分を傷つけていました。自分の未熟さに直面して、”未完成な自分”への不信感や将来への不安が頭を過ぎる。

数個前の投稿でも自分の不安について書いたので、今でも落ち込んだりすることはあるのは明らかです。笑
でもその感情と付き合うのも少し上手にはなって来たと思いますので、正直な思いを書いてみようと思った次第です。


年齢とスキルの関係性


noteを書いたり読んだりしていると、世界にはすごい方々が沢山いることをを実感します。


誤解を招きたくないので、言い方がすごく難しいのですが…


自分よりも若い方で、英語も堪能で、自分が身につけたいと思っているスキル、経験、キャリアを既に持っている。そんな方のnoteをお見かけする機会がよくあります。

決して年下の方を馬鹿にしていたり、見下すような気持ちを持っているわけではなく!!!、「自分の人生の一部の時間で、すでに自分が理想とする姿に辿り着いている」ことへの憧れと羨ましさと、尊敬と。

そのような方々の投稿を通じて、また1つ勉強させてもらう。文章だけでも私を感化してくれる。その方の人生や考え方を素敵だと思え、自分の考えや人生の参考にさせていただこう!そんな気持ちになります。たくさんの方の経験や知識をシェアしてもらえるというのは、限りなくありがたいことだと感じます。


ただ、それと同時に
本当に正直に申し上げると……
「自分は、なんてちっぽけな人間なんだろう」と惨めに感じられ、ちょっと落ち込む自分が、時々出現します。泣笑



ゴールに辿り着くとき、私は何歳になってるのよ?


私は、日本の証券会社で8年働き、金融から企業ブランディングの領域へのキャリアチェンジ且つグローバルなビジネスパーソンとして活躍したいという思いから、証券会社を退社してアメリカ留学に来ている人間です。

そんな私が年齢から感じる焦りというのは、直感的に自分が理想の形に辿り着く時に、私は何歳になっちゃってるわけ?私、大丈夫そう?」という自分への問いかけから来ています。

自分より若い人で、既に自分の理想の領域で活躍し、経験を積んでいる人がいる。そんな”完成”した人がいる環境の中に、年を重ねたけどその領域内での経験値は浅い”完成しかけの自分”は果たしてどこまで台頭できるのだろうか?えーーっと、おたく大丈夫そう??笑」と自らが脳内でプレッシャーをかけに来ているわけです。笑

私の場合は、そもそも英語力をビジネスレベルまで上げて、そして企業ブランディングに関わるための勉強をし、未経験者として現場で下積みの下積みをしていかなきゃいけない。
そんな位置から始まるので、ブランディングに関わる仕事に就けるように慣れたら、それだけでもバンバンザイなお話です。

でも、そこからさらに活躍しようと思ったときに、企業は”年を重ねた新人”にどれだけの価値を見出してくれるのだろうか?それ以前の経験値も買ってくれるだろうか?と不安を感じるわけです。


隣の芝は、本当に青く見えるのよ…



"時は金なり"、じゃないですけれども、知識や経験をつけるためには”年月”は不可欠な要素。”年月”が全てではないし、時間を掛ければ掛けるだけ成長できるとは限らないけど、理論上は”年月”を重ねていれば成長している可能性も高い、そう思っています。

だから、経験が浅い領域では力不足を感じることにほぼ間違いはないわけですが、そんな劣等感に見舞われやすい環境にいると、きっとその領域で経験を既に積んで来た人たちの経験値をとっても羨ましく感じることでしょう…。笑

つまり、”隣の芝の青さ”は人に焦りを与えます。笑

隣の人を妬んではいけない。ただ、若き理想の姿が目の前にあると、焦りと不甲斐なさが迫ってくるんだと思います。


でも、結局そんな不穏な状態の自分を救ってくれるのは、これまでの社会人経験の中で何かにしっかり向き合ってきた、そんな自分です。



年を重ねることを恐れぬ自分を作る


年を重ねていても、新しい領域へ乗り込んで行ったっていいじゃないか。

「挑戦することに年齢は関係ない」と言われることはよくあると思いますが、それは本当にそうだと思っています。ただ私のような”メンタルレベル並盛り”な人間にとっては、年齢は一種の重しになり得ます。

アメリカで改めて学校に通い始めたことで、身をもってそれを痛感しています。

では、学生の時に留学に来なかったことを今後悔しているか?というと、基本的に答えはNoです。なぜ基本的にはと言ったかというと、遅かれ早かれ人生のどこかで留学に行きたかった中で、社会人になってからでも結果的いま留学に来れているのだから、結局は自分の意思決定次第だということ。

もし人生をもう一度やり直す場合でも、きっと私の中で留学のタイミングは、学生時代に来ることも、今と同じように社会人になってから来ることも、どちらも選択肢になり得ると思っています。


次の人生では学生時代の間に留学してみて、どんな未来になるのか?何を感じるのか?身をもって経験してみたいなと思ったりもします。


でも、それだけが正解だと思わない理由として、社会でビジネスパーソンとして働いた経験から得られたものが沢山あることが挙げられます。

これはあくまで私の場合のお話ですが、
仕事を持つことで学生時代以上に自由時間の確保が難しくなった経験は、勉強できる時間への喜びとありがみをいま教えてくれています。

そしてお金を稼ぐ大変さ、アルバイトだけでなく社員として働いた経験は、自分や会社への責任感を教えてくれました。

組織の中で利益を生み出すために経験した失敗と成功体験は、何にも変えがたいノウハウであり、経験値です。

企業ブランディングの領域で仕事をしたいという思考は、実際の業務経験を経たからこそ気付くことができ、今の私のキャリアと人生のモチベーションになっています。

今学校で勉強していて中でも、社会人経験した分、大人になった分、昔のアルバイトをしていた大学生時代の自分では感じられなかった事、分からなかった事を思いつけたり、理解できている部分が沢山あるように思います。

年齢を重ねても、懸命に取り組んで来た過去の自分が、今の自分を励ましてくれます。経験して来たあれこれに意味があり、これから先の自分の人生にきっと活きてくると思わせてくれる。そんな不器用ながらに奮闘してきた若かりし自分は、一番の精神安定剤です。

まだ留学が始まったばかりなので、少し先の自分がどうなるかはわかりませんが、今の私が思うにはこの渡米タイミングは自分に合っているように思います。
会社を辞めてまで留学に来た自分を必死に肯定するつもりはありませんが、留学するのにベストなタイミングは人によりけり、というのが私の本心からの意見です。

あ、でも最初のうちは、留学で年齢問題に翻弄されるのは避けられないとは思っています。笑 そのあとは自分の過去の取り組みと気持ち次第!!そんな感覚です。



最後に


むやみやたらに「挑戦に年齢は関係ない」と思い込むと、挑戦開始後にメンタル的にしんどくなるけど、ちゃんと対処法はある。過去の自分の経験から自身を持とう、ということ。

”未来の自分を救える自分”になるためにも、今を頑張らなくてはいけない。究極的にはそういう事なのだと思います。


理想の自分に近づくために、また頑張りたいと思います!!
読んでくださり、ありがとうございました!!!





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