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すごいクオリティ

まずはこの動画を見ていただきたい。

https://youtu.be/erkXN8cLhGE

ちゃんとしたプロの映像会社に頼んで作っていて、しかもよく聴けばBGMとして流れている歌も薬のことや薬局の名前を連呼しているという...

このナントカレンジャーみたいなスーツも本格的だ(オーガマンというらしいが)。

我が家のボーイズたちも見ている戦隊モノ、仮面ライダーやウルトラマン。
この動画を見たら彼らでもある程度は理解できるだろう。
そんなヒーローが好きな世代にも訴求し、そこから高齢者の患者さんへと促すという流れ、また昔にヒーローを見て育った高齢者世代も、あまり違和感なく見ることができるのではないだろうか。

...まぁ理屈っぽいことを抜きにしても、感想としては普通の戦隊モノの番組を見ているようで楽しかったということだ。

薬代や医療費は子どもなら0割、高齢者なら現役世代よりも負担が少ない現代の医療制度。

だからこそ、薬に対しても、受診をすることに対しても、変にハードルを低くしすぎたり、甘く考えたりしがちなのだと思う。

まぁ余ってもいいや。
飲まなくても急に具合悪くなったりしないしね。
とりあえず具合悪くなった時用に取っておくわ。
それか、家族でちょっと飲みたい人がいた時にも手元にあると便利だしね。

薬は具合悪い時に飲むもので、貸し借りもアリ!
こんなふうに思っている方もたぶん少なくない。

最近は政府の広報にこんなことまで出されていた。
皆さんはご覧になっただろうか。

安易になんでもかんでも抗生剤を求める。どんな病気にでも効く万能な薬と思い込んでいる。

そして決められた期間飲み続けずになんとなく途中で忘れたかのようにやめてしまう。

こんなふうに患者さん側が色々と勘違いをしていたり、甘く考えていたりすることの現れとして、さきほどの動画にもあるように飲まない残薬がどっさり...となるわけである。

我々薬剤師は、服薬指導の際に抗生剤は飲みきることや、人への貸し借りはしないこと、具合が悪い時だけ飲む薬とそうではない薬があるのだということを説明をしているはずなのだが、こうやって政府の広報が出たりするということは、きちんと伝わっていないのだろう。

我々にも責任は十分にある。

それらを伝わる形で、親しみやすく、しかも本格的なレベルの動画として作ったこの薬局はすごいなぁと思った。

【おまけ】

系列のドラッグストア編ではこんなイケイケな動画が。

https://youtu.be/2Tx3NKq3O3Y


調剤室内がまるでアーティストのPVのよう。

https://youtu.be/2HM_WMX_wwg




...す、すごいな!


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