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入社エントリ|技術を使って人のためになることをしたいと考えるエンジニアがブルーモに入社した理由

こんにちは、ブルーモ採用担当です。
今回は、最近入社したエンジニアのBenさんにQ&A形式でお話を聞きました。

八森 勉(Ben)
会津大学卒業後、東京大学大学院情報理工学系研究科に進学。新卒では富士通に研究開発職として入社して数年働いた後、実務未経験でWebエンジニアとしてITスタートアップ企業に転職。その後2017年にドイツ ベルリンに移住し、現地企業でアプリ開発エンジニアとして勤務していたが、レイオフを機に日本のヘルスケア系スタートアップ企業に転職。その後、2024年5月からブルーモに入社。アプリエンジニアとして、teruと2人で「Bloomo」のアプリ開発を担当。


研究開発職から、Webエンジニアへのキャリアチェンジ

ーー Benさんは新卒では研究開発職ですが、そこからWebエンジニアにキャリアチェンジした理由を教えてください。

ユーザに直接価値を提供する環境で働きたくなったからですね。
研究開発職時代に私が所属していた部署は、スーパーコンピューターのアプリケーション開発の部署でした。優秀な方々に囲まれた非常に良い環境で働かせていただき、研究開発の基礎から仕事の進め方まで学び、エンジニアとしての素養をここで身につけました。
当時の仕事を通じて貴重な経験とスキルを積み重ねられたと思います。その中で、自分が手がけたものをもっと迅速に、直接人々の役に立てたいと思いが強くなりました。そのため、Webエンジニアに転向し、より身近で即座に価値を提供できる仕事に挑戦することにしました。

ーーもともと「ユーザに直接価値を提供する環境」で働きたかったんですか?

そうですね。実は、学生時代はゲームのプログラマーになることを目指していたんです。子供の頃からゲームが大好きで、当時流行っていたプラットフォームは全種類揃えてやり込んでいるくらいでした。その当時の経験から、人に楽しんでもらえるゲームをつくりたいと考えていました。
しかし、学生時代はゲーム会社を中心に就職活動をしたものの上手くいかず、内省をするなかで自分の経験が活かせる環境で社会に貢献できる環境にいこうと考え、結果、縁のあった富士通の研究開発職として就職することにしたんです。
最初の就職先は、ゲームともWebとも異なる研究開発部門でしたが、そこで働く中でもユーザと近い距離でものづくりがしたいという思いは常にありました。

ーー転職先を選ぶときの基準はありましたか?

まずは、プロダクトを自社開発している会社で、自分が作ったものが人に使われるまでのスピードが早い環境で働きたいと思っていました。あとは、人の生活や困っている人を助けられる、もしくは便利なものをつくれる環境に行きたいと思って転職活動をしていました。最終的には英会話サービスなどの事業を運営する30人規模のベンチャー企業に出会うことができて、そこに入社を決めました。

エンジニアとして成長するべく、ベンチャー企業や海外の企業で働いた9年間

ーーエンジニアとして働き始めてからの話について教えてください。

まずはフロントエンドとバックエンドを担当させてもらい、自分が作ったものがリリースされて誰かに使ってもらえる嬉しさや、その責任の大きさを感じました。一方で、職種や会社の規模が変わっても、仕事の進め方は大きく変わらないということも感じました。人とちゃんとコミュニケーションをとって、ユーザーに求められるものを作っていくという点は、どんな環境でも変わらずに重要だという学びがありましたね。
また、入社からしばらく経過したタイミングで、Androidアプリ開発にも挑戦させてもらえることになりました。きっかけは社内のAndroidエンジニアの退職だったのですが、そのときに是非自分にやらせて欲しいと上司に伝えて、挑戦させてもらえることになりました。ここで挑戦したAndroid開発が非常に面白く、そこからはAndoroidエンジニアとして成長したいと思うようになりました。

ーーAndoroidエンジニアのどういう点が魅力だったのですか?

Android 端末が世界中に普及しているため、Android アプリ開発者となることで世界中の人々にインパクトを与えられる可能性があることが魅力的でした。また、技術的なチャレンジにも恵まれており、例として、古い携帯端末を使っている時や回線状況の悪い状況でもサクサク動くようなアプリにするためのパフォーマンス改善が必要ということが挙げられます。
パフォーマンス改善のためには、ログと内部処理を確認していって無駄な計算を省くといった地味な作業を長時間する必要がありますが、改善によってアプリがスムーズに動くようになったり、ユーザーからの喜びの声が上がったりすると非常に嬉しい気持ちになります。

ーーその後、海外に移住・海外企業に転職されたんですよね?

2015年ごろに話題になったシリコンバレーの生活や物価について綴ったBlogを読んで、それまでも漠然と興味があった海外での生活に強い興味が出てきて、実際に海外に住んでみようと思ったんです。本格的に海外移住に向けて動き始めて、現地の旅行会社にご縁をもらったのでドイツのベルリンに移住しました。転職先は、1万人以上の従業員がいて、世界中に支社があるような規模の企業だったので、今までと開発体制も異なり、実はここで初めてスクラム開発を経験しました。それまでは開発メンバーが片手で数える程度の人数しかいない環境でしか働いたことがなかったので、一般的な開発サイクルを経験したことがなかったのですが、ここで通常の開発サイクル、体制を経験して衝撃を受けました。また、海外で働くことによる成長も実感できて、更に技術力を高めたいと思ってドイツ内で1度転職もして、更にエンジニアとして成長できたと思います。
生活面においても、日本とのギャップが面白く約5年間居心地良く暮らしていたのですが、ウクライナ戦争の影響によるレイオフをきっかけに日本に帰国しました。

技術を使って社会的意義のあるサービスをつくるために

ーーそこからブルーモに入社するまでの経緯を教えてください。

日本に帰国すると同時に、ヘルスケア系のベンチャーに転職しました。ドイツで最後に働いていた企業はヘルスケア系の事業を行なっていたのですが、自分としては消化不良で終わったこともあり、引き続き日本でもヘルスケア事業に関わりたいと思っていました。ドイツ移住前までは、転職において自分のスキルを高めることを重視した時期もありましたが、帰国した頃からは自分の技術を使って人のためになるようなことをしたいという気持ちが強く、ヘルスケア事業はやる意義を感じていたんです。
そのベンチャー企業でもやりがいを持って働いていたんですが、1年以上働いたくらいのタイミングでブルーモからスカウトをもらいました。スカウトをもらうまではブルーモの存在は知らなかったのですが、サービスの社会的意義やユーザー視点で開発する文化を魅力に感じて面談したのがブルーモに入社するきっかけでした。
面談や選考を通して開発のスピード感や最新の技術スタックを使っていること、Figmaデザインが整備されていてデザインの方針が決まっていることなどを知り、非常にポジティブに感じました。迷った末、まずは副業から始めたいと言うことをお伝えし、副業を通して働くイメージを持てたことでブルーモに入社する決意をしました。

ブルーモは、会社の成長と共に自分も成長できると感じられる環境

ーー入社してみて、いかがですか?

「Bloomo」は資産運用アプリでお客様の貴重な資産を管理しているため、正確性・信頼性が問われるプレッシャーのかかる業務だと思います。一方で、エンジニアとして大きく成長できる機会だとも思います。
私はこれまで Flutter での開発は未経験ですが、現在の開発環境において Flutter のモダンなテクノロジースタックに触れており、常に学びの日々です。また、私にバックエンドエンジニアの経験が乏しいながらも Ruby on Rails での開発にも挑戦させてもらっています。経験の少ない言語での開発は非常に大変ですが、自分が関わった機能がリリースされた時には大きな達成感を感じます。
また、会社の成長と共に自分が成長できると感じられることが非常に楽しいですね。

ーー最後に、ブルーモで働くことはどんな人におすすめですか?

裁量を持って働きたい人、会社やサービスの成長を感じながら働きたい方にはおすすめしたいですね。
あとは、株が好きな人はやりがいを持って働けると思います。ドメイン知識が求められる環境で、株取引に関する専門用語が飛び交っている環境なので、株をしている方は今までの知識が活かせると思います。
私は元々日本の個別株を運用しているくらいでしたが、ブルーモに入ってから老後2000万円問題や、米国インデックスファンドの流行り、NISAなどの注目されているテーマがより身近になったこともあって、株取引や米国株に今まで以上に興味を持てるようになりました。

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