143日間に、幕を下ろします【Road to writer】
マガジン【Road to writer 〜ライターへの道〜】
ライターになるまでの日々を綴っています。
詳しくはこちら。
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4月3日(月)
今日から、本格的にライターとしての活動を開始。
クラウドソーシングサイトにて、何件かお仕事に応募してみた。
まずは、実績が欲しいところ。
朝、夫を職場に送っていったとき。ぞくぞくと出勤してくるかつての同僚たちを見て、みんなとはもう違う場所に来てしまったんだなぁと思ったりした。別に、優越感とかそういうものでは全くない。彼ら彼女らとは違う星に来てしまったような、見えない境目みたいなものがあるように感じた。
見知った人たちも何人か見かけた。すでに懐かしい。
まだ、仕事が有給で家にいるだけ、という感じがする。
なんか、変な感じ。
4月4日(火)
朝散歩がいいらしい、というのは知っていた。
過去に読んだ本のなかで、よくおすすめされていたのが朝散歩だった。
いつかは習慣にしたいと思いつつ、常に朝は眠いしバタバタだしで、散歩なんかする余裕はこれっぽっちもなかった。
しかし、ついに手に入れた。
朝散歩をする、朝の余裕を。
いや、出勤しなくなって、自分で自分のスケジュールを決められるようになったというだけなのだけれど。
ずっとやりたかったことだしやってみよう!と、さっそく実行してみた。
朝の送迎の帰り。近くの公園の駐車場に車を停めて、そそくさと車を降りる。
そこはウォーキングやランニングができるような広い公園で、休日は家族連れで賑わう人気スポットだ。
しかし、朝8時半の公園には、誰もいなかった。
さすがにこんなに人がいないとは思わなかった。ちょっと恥ずかしい。
でも、ほぼ貸切状態のような公園内は静かで清々しくて、少し尻込みするような気持ちはすぐになくなった。
少し歩いていたら、ようやくおばあさんとすれ違った。「おはようございます」と挨拶されてちょっとビビる。何気ない風を装って「おはようございます」と返答した。
普段あまり歩かない場所にあえて行ってみたら、さまざまな発見があった。
桜のきれいなスポットを見つけた。この道はここと繋がってるのか!という驚きもあった。
天気は良くてそこまで寒くもなく、散歩にはもってこいの気候。すごく、エネルギーチャージがされた気がした。
すれ違うのは、高齢の方ばかり。
そりゃそうだよな、若い人は会社に行ってる人が多いよな平日だし、と思いつつ、一人だけ社会という枠からぽーんとはじき出されてしまったような気持ちになった。
いや、自分から飛び出したのだけれど。
朝散歩は充実して終わった。またやりたい。
やりたいのだけれど、今日はちょっと散歩の開始が遅くて始業も遅くなってしまったので、もし続けるならもう少し早起きが必要になりそう。
どうしようか悩みどころです。
4月5日(水)
クラウドソーシングサイトで応募したお仕事で、いくつかテストライティングに進むことができた。引き続き頑張る。
毎日、一日中書くことができる環境が嬉しい。
こんなことを言っていられるのも今のうちかもしれないけれど、今のところはこの仕事を選んでよかったと思っている。
4月6日(木)
一日が終わるのが早い。勤めていたときはあんなに長かったのに。あっという間に木曜日。
職場から退職辞令が郵便で届いた。
6年が終わったな、という感じがした。
4月7日(金)
ヘアカラーとヒトカラに行ってきた。
ヘアカラー専門店って、わたしと同じくらいの歳の人はあんまり使わないんだろうか。いつ行っても年上のお姉さま方しか見かけない。
安くていいんだけどなぁ。
そして今日ついに白髪染めの話をされた。あー、来たかー……という感じ。
わたしはわりと若白髪で、20代のころからちょいちょい白髪がある。30代に入って、たしかに増えてきたような気はしていたのだ。
見えないだけで、後頭部とかにもあったりするんだろうか。夫に指摘されたことはないけど、どうなんだろう。
話をしてくれたカラー担当の人はわたしと歳がそう変わらなそうな感じだったけれど、「白髪染でもけっこう明るい色ありますよ!私もこのへん白髪染で染めてるんですよ〜」って見せてくれた。それで、あぁ確かにこれくらいの色味ならいいかもな、と思ったりもした。
もう少ししたら、白髪染めでもいいかも。いや、今すぐじゃなくて、もう少ししたら(という謎の抵抗)。
いつも行っているカラオケ店。空いているのは嬉しいのだけれど、反面ちょっと心配にもなる。しかも料金体系が変わったらしく、前よりさらに安くなっていた(平日昼間だから?)。大丈夫なのか。
今回カラオケに来たのは、もう一つ理由がある。在宅ワーク5日目にして、家で仕事に集中できなくなってきたのだ。
外で仕事ができるところを探そう、と思い立ち、試しにヒトカラがてらカラオケボックスの仕事場としての使い心地を確かめに来たのだった。
軽く仕事してみた感じ、なかなかいい。
隣がたまたまうるさくなかったという幸運もあるかもしれないけれど、個室だしWi-Fiも電源もあるし、ドリンクバーもついてるし。カラオケボックス、けっこう優秀なのでは?とひとりニヤニヤした。
ただ、安いとはいえやっぱりお金がかかるのは辛いところ。ただコワーキングスペースやレンタルオフィスなんかよりは全然お安いので、どうしても集中できないときに活用しようと思う。
他にも、ネットカフェとか、普通のカフェとか、そういう自宅外で仕事ができそうなところにどんどんお試しで行ってみたい。ちょっと楽しみになってきた。
余談なのだけれど、わたしはスタバでパソコン開いて、というのになんだかとても抵抗がある。なんか、いかにも感がすごいというか。
あくまで個人の感覚なので、スタバでパソコン開いている人をバカにしているわけでは全くないのだけれど、なんか抵抗あるんだよなぁ。
4月8日(土)
実家へ行く。父親にスタッドレスタイヤを交換をしてもらった。
いつもお任せで申し訳ない。ほんとうにありがたい。
実家のねこはわたしのことを一応覚えているのか、実家に顔を出すとすぐ、わたしが使っていた部屋にわたしより先に入ろうとする。
なぜかその部屋が好きらしく、「この人が来たらこの部屋のドアが開く」と覚えているようだ。
そして帰ろうとすると、絶対についてくる。
ただ単にトイレに行くだけのときとか、夕飯を食べるときとかは全然ついてこないのに。
おもしろいなぁ、といつも思う。
このねこも、たしかもう10歳を超えているはずだ。いつまでも、というのが難しいのはわかっているけれど、できるだけ長く実家にいてほしいな。
4月9日(日)
一日中仕事してたけど、あまり進んでいない。
ある案件の条件がちょっと難しくて、それにうんうん言いながら向き合っていたら、あっという間に夜になってしまった。なんということだ。
明日こそは終わらせたい……!
それで。
このマガジンの今後について、ちょっと考えてみたんですけれども。
一応「ライターになるまでの道のり」というのがこのマガジンのテーマ。
で、もうライターデビューはしているので、とりあえずライターには「なった」ことにはなる。
なので、今後はこの日記形式のものはひとまず終了として、また一つのテーマごとに一記事ずつアップしていけたらいいかな、と。
今見返してみたら、去年の11/18から書き始めて、今日までで143日間書いているらしい。そんなに書いていたつもりがなかったので驚き。
これからは、駆け出しライターとして、同じような立場の人へのヒントになるような記事も書きたいし、エッセイや本の話も書いていきたいな。
この日記のような、よくわからないマガジンを読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
noteを読んでもらえるのはほんとうに嬉しいし、間違いなく書くことへの力になっています。
ということで、突然ですがこのマガジンは一旦終了となります。
今後も記事は引き続き書いていきますので、見かけたときにはどうぞよろしくお願いします!
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