夏の課題図書をきめました。
こんにちは、yukoです。
この夏によみたい、個人的課題図書を3冊きめてみました!
❁2021年夏の課題図書❁
○琥珀の夏/辻村深月
○万事快調(オール・グリーンズ)/波木銅
○ここじゃない世界に行きたかった/塩谷舞
なんでこれらの本を選んだのか、それぞれお話ししていきますね。
○琥珀の夏
わたし、辻村さんの作品が大好きで。つい先日発売されたばかりのこの本も、かなり早いうちに購入ずみでした。けど、辻村さんの本って読むたびに毎回心をかき乱されるというか、感情が激しく揺さぶられるというか、とにかくものすごく心を動かされるんですよね。なので心に余裕があるときにしか読めないと個人的に思っていて、買ったしよみたいけどなかなか手をつけられないみたいな感じになるんです。
で、今回も例に漏れずしばらく置いておいてしまっているんですが、タイトルに「夏」と入っているし、職場の夏休みもあるので、この夏のうちには絶対読もう!夏だし!ということで課題図書にしてみました。
(そういえば『青空と逃げる』も文庫版がでたんですよね……。あれもまだ読んでないので読みたいんです本当は……。)
琥珀の夏、かなりボリュームもありそうなのでじっくり読みたいと思っています。
○万事快調(オール・グリーンズ)
『満場一致の松本清張賞受賞作』との文言が帯に踊っているこちらの本。受賞作だからどんな作品か気になったというのももちろんありますが、じつはもうひとつ大きな理由があります。
それは、この作品の舞台、そして著者の出身地が「茨城」だということ。
わたしは今まさに茨城県に住んでいるので、これは読むしかない……!と思った次第です。やっぱり、じぶんの住んでいるところが作品に登場すると、どうしても惹かれちゃうなぁ。茨城を舞台にどんなふうに作品が展開していくのか、いまからワクワクしています。
あらすじ的にも、「女子高生が学校でこっそり大麻を育ててる」とかなにそれ!?ってなるし。おもしろい予感しかしない。はー、たのしみ。
松本清張賞を受賞している茨城県出身の作家といえば額賀澪さんもいらっしゃいます。額賀さんの作品だと『ヒトリコ』とか『風に恋う』とかも大好き。同い年ということもありずっと応援している作家さんです。
○ここじゃない世界に行きたかった
エッセイストとして活躍されている、塩谷舞さん初のエッセイ集です。
わたし、以前からひそかな塩谷さんの追っかけで。笑 いつだったか、インターネット上で塩谷さんの文章を読んで一気にファンになって、それ以降Twitterやインスタをフォローしたり、noteの記事を購入したりしてきました。
今回初のエッセイ集ということで、発売は少し前になりますがようやく購入できました。塩谷さんの文章の空気感とか、硬すぎずラフすぎないほどよい文章の語り口とか、物事を見る視点とかが好き。こういう文章を書けるようになりたいなぁとずっとひそかに憧れています。この夏は塩谷さんの文章を読み込んで、じぶんの文章を上達させたいなぁ。夏にクーラーきいた部屋で、塩谷さんのエッセイ読むとか最高だとおもう。
❁夏読書、始動します。
こんなかんじで、課題図書を紹介してみました。「課題」といっても「夏のあいだに読めたらいいな~」くらいのゆるい感じですが、読んだらちゃんと読書感想文(書評)も書きたいな。読むのがたのしみな本ばかりなので、この夏はいつも以上にワクワクした読書ライフが送れそうです。
それでは今回はこのへんで。
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