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2021年2月2日のKOCOラジの放送内容です

2021年2月2日(火)

みなさん、こんにちは!倉嶋桃子です。


1月26日のココラジの放送では、「郡山市民検定」のコーナーの中で「イナゴの佃煮」の問題が出ました。

その時にも少し話をしましたが、私が育った地域では、小学校の学校行事の一つに「イナゴ採り」があり、学校全体で集めたイナゴを業者さんへ引き取ってもらい、その代金を学校の備品や学用品を購入する費用に充てていたということがありました。
他にも、蕗(ふき)採りの行事があり、イナゴと同じように業者さんへ引き取ってもらい、その代金を学校の費用に充てていました。

どちらの行事も、表彰制度もあって3位くらいまでの人には、学用品などを記念品として渡されていたように思います。

この話をすると、他の地域の同世代の人たちに驚かれることが多く、その驚く様子に私が驚いていたのですが、この体験はかなり地域が限られていたものだということが今となってはわかります。

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さてこのイナゴ、昔からあった農村部の食文化で、江戸時代以降多くの記録が残されていて、イナゴ以外にはスズメバチの幼虫、タガメ、ゲンゴロウ、ボクトウガ、カミキリムシの幼虫、ブドウスカシバの幼虫などがあり(気になる方はご自身で画像を確認してくださいね。)食べ方としては、煮る、焼く、漬ける、でんぶにするなど色々あったようです。
今でも地方の食文化として長野県はじめ、福島県や他県でもありますが、栄養を摂るための食事の一つというよりは、特殊な嗜好品という形で残っているという感じのようです。

最近になり、世界でも生産時の環境負荷が少ないことから、環境意識の高い欧米を中心に「昆虫食」が注目を浴びるようになり、日本でも同じように伝統的なものから新しい加工品まで、興味を持つ人が増えているようです。

国際連合食糧農業機関(FAO)によると、2050年には世界人口が90億人を超え、食糧危機が深刻化すると報告されていることから、今後は昆虫食がどのように取り上げられ、どのような商品が出てくるのか気になると同時に、新しい加工技術が開発されたり、新たな昆虫食文化が広がったりするのか、食品業界のニュースに注目していきたいと思います。

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さて、今回の放送内容ですが、「泣いた赤鬼のお話の続きを考える」をテーマにお届けいたしました。

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特設サイトでは、ココラジで毎週放送している「Blooming Days PLUS -日々是好日-」をはじめ、毎週月曜日に放送しているFMひがしくるめの番組「Blooming Days -日々是好日-」、ラジオでは放送していない「放送後記」や「放送予告」も、ポッドキャストでお聴きいただけます。

FireShot Capture 357 - Spotify – Blooming Days プラス- 日々是好日[20210202]

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今週もみなさまにとって素敵な1週間になりますように。
倉嶋桃子でした。


<参考資料>

その48 イナゴノスタルジー(平成30年11月1日)

昆虫食-Wikipedia-

多彩だった日本の昆虫食

世界の昆虫食市場2025年に1000億円規模に 有望市場予測レポート

https://blooming-days.njs.xyz/298f


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