見出し画像

前半:カッピング【vol.73】

こんにちは青島です!
さっそく今回もやっていきましょう!

カッピングは、コーヒーを評価する上で標準化された方法の一つです。

カッピングは特別な器具を必要とせず、グラインダーとお湯があれば誰でもできます。

カッピングの方法

以下の手順はカッピングの1 つの効果的なやり方です。

◼︎必要なもの
・湯沸かし器
・カッピングボウル又はグラス(容量が175~300 mlグラス)
・スプーン
・メモ帳 →スマホでOK
・タイマー →スマホOK
・グラインダー
・スケール
そしてスプーンをすすぐための水が入ったいくつかのカップ。

1.必要以上の水を入れたやかんを沸騰させます。2.各コーヒー10gを235~295 mlの広口ガラスまたはセラミックカップにミディアムの粒度で挽きます。
3. 各サンプルの香りを嗅ぎます。 
4. お湯が沸騰したら、96°Cまで下げます。
5.タイマーを準備します。
6. 170mlのお湯を注ぎます。この時水が乱流するように注ぎます。(または、7 g の粉と 120mlのお湯を小さいカップに入れます。)
7.タイマー開始

8. 鼻をコーヒーの表面に近づけて嗅ぎます。この瞬間、コーヒーの香りが最も高くなります。
9. 残りのカップをすばやく連続して注ぎ、それぞれの匂いを嗅ぎます。
10. 4分経過したら、注いだ順にカップのクラストを割ります。
(クラストとはシンプルに上澄みのコーヒー粉を崩す事です。)クラストを割り方はカッピングスプーンをコーヒーに半分浸し、スプーンの後ろでコーヒーかすを押して、鼻がコーヒーかすに触れないように、鼻をコーヒーの表面に近づけます。各クラストを壊すときに放出される匂いを嗅ぎます。
11
. 長く、ゆっくりと吸入すると、短い匂いよりも香りを感じやすくなります。この時に感想をメモします。
12. すべてのクラストを壊した後、カップの表面から粉、泡、油を取り除きます。効率的な方法は、2 つのカッピングスプーンを同時に使用して表面をすくうことです。
13. 9:00経過したらコーヒーの試飲を開始し、勢いよくコーヒーをすすります。
快適に飲める最高温度でコーヒーをテイスティングすることをお勧めします。

※ 幅広い温度でコーヒーを味わうことで多くの情報を得ることができます。状況によっては、6 つ以上のサンプルが必要になる場合があります。※可能な場合は番号を付けないでください。これは、味の順応という現象が起きるためです。

14.コーヒーの香り、口当たり、風味、その他の印象をメモします。
15. コーヒーを吐き出します。できれば飲み込むことをお勧めします。飲み込むことで後鼻の嗅覚が促進され、一番後ろの味蕾でさらに記録に反映できます。
16. 他のコーヒーに移り、必要に応じて飲んだり、吐き出したりして、すべてのコーヒーの印象を感じとります。数回ごとに口の中で水をすすることで、味蕾をリフレッシュし、口蓋の疲労を防ぐことができます。
17.一度全てのメモを取ります。
18. コーヒーがぬるま湯になったら、すすってもう一度吐き出します。

19.コーヒーを室温まで冷まし、丸呑みと吐き出しのプロセスを繰り返します。
これはコーヒーが冷えると多くの新しい情報を得ることができるためです。

ブラインドカッピングを推奨

可能であれば、焙煎の翌日にコーヒーをカッピングすることをお勧めします。

ブラインドカッピングがおすすめで、
やり方は、水を注ぐ前にカップの底にラベルを付けるか、コーヒーを試飲しない人に、管理をしてもらうことです。

誰もがバイアスを受けやすいので、ブラインドカッピングはコーヒーの公正な評価を保証する唯一の方法です。

ブラインドカッピングは、テイスティングスキルを学び、向上させるための最も効果的な方法でもあります。

前半: 終

最後まで読んで頂きありがとうございました😌

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?