岡田裕師
フライキャスティング、特にオーバーヘッドに関するnoteをまとめました。
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以前、基本的なダブルホールについての解説をしました。 ダブルホールは、それをしない時に比べて、 はるかに速いラインスピードを得られ、 はるかに少ない労力でキャストすることができます。 風が強いときとか、遠投する時にはもちろん、 正確なループコントロールをする上で 不可欠と言って良いテクニックです。 そのホールの基本的なやり方については 下のリンクからご覧ください。 今回はこれをさらに発展させて、 ホールの効果をより高める方法を ご紹介します。 ただし、この方法は前出
美しい自然の中でドライフライフィッシングを飛騨地方の美しい自然の中で、ドライフライフィッシングスクールを開催いたします。 今回のスクールでは、基本的な使い方から実践的なテクニックまで、しっかりと学べます。 開催は6月3日(土)と4日(日)の2日間。午前9時から午後4時まで。 この時期の飛騨地方は最高の季節。 豊かな緑の中、美しく最高のコンディションの イワナやヤマメと巡り合うことができるはずです。 ぜひ、心地よい風と清らかな川の流れる自然の中で、 ドライフライフィッシ
スカジットミノーというフライをご存じでしょうか? このフライは、ロングシャンクのフックの後ろに ダクロンラインのループでショートシャンクの シングルフックを接続した、 トレーラーフック・スタイルのストリーマです。 考案者はスチールヘッドフィッシングの エキスパートとして、たいへん有名な マイク・キニー。 そのタイイングの様子は YouTubeに動画もアップされているので、 ご覧ください。 今回は、そのスカジットミノーを日本のフィールドでも 使いやすいように、サイズダウン
トレーラーフック・スタイルのフライは、 イントルーダーが有名です。 イントルーダーは、元来雪解けの濁った川を 遡上するウィンターランのスチールヘッドを 効果的に釣るために開発されたフライです。 その特徴は、 濁った水の中でも発見されやすいよう、 大きく、目立つようにデザインされており、 スチールヘッドの食性よりも、 攻撃性を刺激するように作られています。 イントルーダー=侵入者というネーミングの通り、 その侵入者を追い払う行動を 起こさせようというのが、 このフライの狙
鬼才、ゲイリー・ラフォンテーヌの 代表作の一つ、 イマージェント・スパークルピューパを ご紹介します。 このフライはカディス、つまり トビケラのピューパ、 いわゆるさなぎが 羽化するときの状態を 模したパターンです。 ボディ本体となる、 アンダーボディを ベールのように包み込む アントロンのような 化学繊維のオーバーボディで ピューパの体の周りを包む ガスの層を模した 優れたカディスイマージャーの パターンです。 カディスのピューパを 取り囲むガスの層は 現在では割と
チューブフライというものについて 書いてみたいと思います。 チューブフライとはチューブフライは、 本流域で釣りをされている方には おなじみの方も多いと思いますが、 なじみのない方のために、 簡単にご説明しておきます。 チューブフライは、 プラスチックや、アルミ、コパー、ブラスなどの 金属製のチューブで作られたフライで、 使用時はその中にティペットを通し、 それにフックを結んで使うタイプのフライです。 ウェットフライやストリーマ等の パターンが多いのですが、 ドライフラ
今回はループコントロール、 それもループの幅の調整について 書いてみたいと思います。 ループ幅調整の必要性キャスティング中のループの幅は、 一般的には狭いループ、 つまり、ナローループが良いとされていますし、 基本的にはそう思って良いでしょう。 しかし、実際の釣りの場面では、 いつも狭いループが最良なのかといえば、 必ずしもそうでない場合も多くあります。 ここでは、ナローループと ワイドループの それぞれの特徴を挙げて、 どのような状況で、 どのように使い分ければよいの
YouTube動画 『基礎から始めるフライキャスティング』の 第4回目、距離の調整についての 解説をさせていただきます。 距離の調整の必要性 通常、フライフィッシングでは 同じ長さのラインのみで釣りをすることは少なく、 通常はフォルスキャストをしながら 目指すポイントに向かって、 その方向を変えるのと同時に、 距離も調整するということをよくします。 シュート距離を調整する場合、 まず必要になるのが、 ラインをのばす、 つまりキャストしながら、 ラインを長くするということが
シングルハンドキャストには不可欠なテクニックシングルハンドの フライキャスティングをする上で、 ホールというテクニックは 必要不可欠なテクニックだといえます。 ホールをすることで より遠くまでキャストすることができるようになり、 比較的短い距離のキャストでも、 より楽にこなすことができます。 また、このテクニックを使ったキャストは、 風にも影響されにくく、 ラインのコントロールも 向上します。 そのため、ターゲットに向かって より正確なキャストが可能となり、 木の枝の間な
思い起こせば 高校生のころ、 良く行っていた近所の 釣具店のお客さんに 連れて行ってもらったのが 最後だったように思いますが… 実に40年ほどぶりに 愛知県の寒狭川に行ってきました。 昨年12月、 名古屋から豊橋に移り住んで 行きやすくなったことと、 今年からルアー&フライ専用、 キャッチ&リリース区間が 設定されたということを 耳にしたことからなのですが… しかし、それにしても あまりにも久しぶり。 久しぶりすぎて 川の様子は ほとんど記憶にないくらいでした。 寒狭
Youtube動画、基礎から始めるスペイキャスト~ロールキャストの解説をします。 まだご覧になっていかない方はこちらからご覧ください。 ロールキャストはオーバーヘッドキャスト同様、 スペイキャストにとっても最も基本的なキャストです。 いや、スペイキャストでは、オーバーヘッドキャスト以上に大切で、 基本となるキャストだといって差し支えありません。 このロールキャストの習熟度合いにより、 その後のキャストの上達の仕方が大きく変わります。 他のキャストと比べると派手さはありま
フライキャスティングは時々思い立って、まる1日かけて練習するよりも、 少しの時間でも、できるだけ継続的に続ける方が効果的です。 1回10分程度でもできるだけ毎日練習したほうが良いのです。 それは、実際にロッドをもってキャスティングすることが無理なら、 何も持たなくても部屋の中でもできるパントマイミングでも効果があります。 パントマイミングについては ぼくのYouTubeチャンネルでも少し説明していますので、 もしまだご覧になっていなかったら、一度ご覧ください。 筋肉は物
ぼくのYouTubeチャンネルのシリーズ『基礎ら始めるフライキャスティング』の第3回目フォルスキャストについての補足説明をさせていただきます。 まだご覧になっていない方は下のリンクからご覧ください。 フォルスキャストとはフォールスキャストは、前回の動画でご紹介した、ラインを一度後ろに投げ、それを前に投げ返して終了するP.U.L.D.とは違い、前後に繰り返し投げ返すキャストです。 通常の釣りではフライを目的の場所に落とす前に、このフォルスキャストで前後に繰り返し投げ返す間
YouTube動画のシリーズ『基礎から始めるフライキャスティング』の第2弾、ピックアップレイダウンの補足説明をさせていただきます。 まだご覧になっていない方は是非ご覧ください。 ピックアップレイダウンとは ピックアップレイダウンとは、水面に置いたラインを後ろに抜き上げて、 それをもう一度前にまっすぐ伸ばすキャストで、 その頭文字をとってP.U.L.D.と表記されることもあります。 ここでも、無駄に文章が長くなるのを避けるため、 これ以降はP.U.L.D.と書くこととしま
先日より、YouTubeでフライキャスティングのシリーズ動画 『基礎から始めるフライキャスティング』というのをはじめました。 そのやり方や利用法、練習法などを、 初心者の方が見てもわかりやすいように解説しています。 まだご覧になっていない方はまず動画をご覧ください。 ここでは、基本的には動画の内容に従い、 それをここで再確認するのと同時に、 動画では伝えきれない部分を補足するように 解説していきます。 ロールキャストの特徴ロールキャストにはいくつかの特徴があります。 そ
先日、ZOOMを使って第2回目のオンラインセミナーを行いました。 今回のテーマは「力強く、きれいなループを作る」。 これは、「こんなテーマでセミナーをやってほしい」 とお客様からのリクエストがあり、 今回はそれにそってやってみました。 今回は対話形式で…ZOOMの双方向性の特徴を生かして、 こちらからの1方的な情報提供ではなく、 参加者の意見なども積極的に問い入れる 対話形式にしてやってみました。 なので、セミナーというよりはオンラインミーティングといったほうが適切だった