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スカジットミノー
スカジットミノーというフライをご存じでしょうか?
このフライは、ロングシャンクのフックの後ろに
ダクロンラインのループでショートシャンクの
シングルフックを接続した、
トレーラーフック・スタイルのストリーマです。
考案者はスチールヘッドフィッシングの
エキスパートとして、たいへん有名な
マイク・キニー。
そのタイイングの様子は
YouTubeに動画もアップされているので、
ご覧ください。
今回は、そのスカジットミノーを日本のフィールドでも
使いやすいように、サイズダウンし、
アーティキュレイテッドシャンクという、
シャンク同士、あるいは今回のように
シャンクとフックを接続できるように
作ったシャンクを使って
タイイングしてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1642041948943-BiWdJ4BWKW.jpg?width=1200)
レシピ
今回ご紹介するフライのレシピは以下の通りです。
スレッド
ウルトラスレッド 140D
フック
AHREX HR482 #6
シャンク
マイクロシャンク
テール
コックサドル
ボディ
マラブー
ハックル
コックサドルハックル
タイイング手順
それでは、タイイングの手順をご紹介します。
1.バイスにフックを固定する
![](https://assets.st-note.com/img/1642043656612-pgB79KcUis.png?width=1200)
2.テールを取り付ける
![](https://assets.st-note.com/img/1642043672116-ADAecXnjit.png?width=1200)
3.ボディ材を取り付ける
![](https://assets.st-note.com/img/1642043688091-8RdZovDWng.png?width=1200)
オリジナルはステムこと取り付けますが、
写真のようにダビングループに、適当な長さに切った
マラブーを挟み効用にしたら、サイズの調整ができるので、
小さいサイズを巻く場合には良いと思います。
4.ボディ材を巻く
![](https://assets.st-note.com/img/1642043701660-MV0t57cCmq.png?width=1200)
5.ボディの巻き終わり
![](https://assets.st-note.com/img/1642043747312-6qbGSChb4i.png?width=1200)
6.フックをシャンクに取り付ける
![](https://assets.st-note.com/img/1642043775498-vYDkvugLCt.png?width=1200)
7.シャンクをバイスに固定
![](https://assets.st-note.com/img/1642043816696-cSxIC0ROel.png?width=1200)
8.マラブーを巻く
![](https://assets.st-note.com/img/1642043885713-Si4jXs9B6R.png?width=1200)
9.ハックルを取り付ける
![](https://assets.st-note.com/img/1642043853693-al25Cl2EQ0.png?width=1200)
10.ハックルを巻く
![](https://assets.st-note.com/img/1642043920970-4OINjhDsfz.png?width=1200)
11.ヘッドセメントを付けて完成
![](https://assets.st-note.com/img/1642043953460-yBe7d3zSDX.png?width=1200)
出来上がったヘッドには、通常のヘッドセメントでも構いませんが、
僕は最近下のような、粘度の低いタイプの
UVレジンをよく使っています。
そして、それに使うUVライトには
レジンに周波数のあったこのライトがお勧めです。
クネクネと、水中をウィぐリングするような
独特のアクションは、
たいへん魅力的で、
魚も釣り人も魅了します。
あなたも、ぜひ一度お試しください!
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