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セッション中の青い鳥 - エネルギーが言葉を纏うとき

出窓に向いたデスクで、オンラインセッションをしていると、
目の前の細い電柱に鳥が止まることがしばしば。

そして最近、鳥たちは、長めにそこに滞在し、
身体を動かしたり、エネルギーを飛ばしまくってる私たちを観にくる。

本日のあるセッションの後半、
ちょうどクライアントさんが、しっくりこない、自分にはそれがないような気がすると抱き続けているテーマに差し掛かったとき、
あの”幸せの青い鳥”でもある、イソヒヨドリのオスが来た。

(お、幸せの青い鳥が見てるな)

青い鳥は、キョロキョロと体制を変えながら、時にこちらをじっと見つめていた。
しばらくして、プリッとフンを落として飛んでいった。
すると、その数十秒後、クライアントさんの口から、するりとほんとの気持ちが出てきた。
それは、ずっとクライアントさんが探していた、心からの願いだった。
願いのありかがわかっても、それが言葉にならない、ことを経験された数ヶ月前。
そして、それが今日、身体を見つけた。
身体のないエネルギーの塊だったものが、身体をまとって言霊になった。

今日のセッションでは、ある存在が持つ資質について
身体で表現していくことを一緒に丁寧にやっていった。

セッションの始まりでは、コーチングとは、についても話してくださった。
その時に、私はコーチングをやっているのではなく、コーチであり続ける、をやっているのだ、と気付かされた。
コーチングの時間は、コーチがクライアントを引き出すように、クライアントにコーチも引き出されている。

いろんな質感が同時に出てくるのは当たり前。
いろんな矛盾があることも当たり前。
そこに青い鳥がやってくるのも当たり前。
するっと出てきたフンみたいに、当たり前にするっと出てきた願い。
大きな宝物は、するっと目の前に現れる。
私たちが今を感じた瞬間、その今は過去になる。
プレゼントはいつも先に用意されていました。

幸せな時間に感謝✨

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