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mbtiとかいう最高に面白い性格診断について語るENTP

mbtiという、人間を16タイプで分類しようとする愚かしい診断について、ご存知の方も多いだろう。

かくいう私は、「人間が16タイプに収まるわけないだろう!!」とは言いつつ、この診断に若干ハマってしまっている。なぜなら、mbtiは私の中の好奇心や知識欲を満足させてくれるからだ。

私たちが他人に関して知っていることは、他人のほんの一面にすぎない。例えばあなたの友達が見せているのは、「友達に対する一面」だけであり、その人が普段何を考えていて、何に共感して、どういう欠点を持っているのか等を知ることは難しい。そんな中、「あなたのmbtiはなんですか?」と聞くだけで、その人の為人や頭の中を覗くことができているような感覚を得ることができる。

同じことは、キャラクターに関しても言える。私は生粋のオタクであり、漫画のキャラクターについて想いを巡らせている時間がなによりも楽しい。しかし、例えばサッカー漫画のキャラクターが見せてくれるのはサッカーをしている一面だけであり、彼の生活や価値観については妄想するしかない。そんな中、ネットで「○○○○ mbti」と検索して、出てきたmbtiについて「infj 性格」と再度検索すれば、「へぇ〜‥○○くんって理想と現実のギャップでストレスを抱えて落ち込みやすいんだぁ〜‥」とニヤニヤすることができる。mbtiとは、素晴らしいツールなのである。

mbtiの称賛はさておき、今回は私のmbtiについてつらつらと述べたいと思う。

私の診断結果はentpであり、この結果について異論はない。しかし、私の性格は傍若無人で空気が読めない論破モンスター、という世間のイメージとは違う部分が多い。そこで、私の性格について長文の自分語りをすることで、これを見たmbtiに詳しい人が「うーんそれはentpよりestpっぽいですね〜」等のコメントを残してくれることを期待し、記事を書き進めている所存である。

(もう既に手遅れだが)性格についていちいち書いていても長くなってしまうので、箇条書きで私の性格について説明していく。

・共感力に自信があり、どんな映画を観ても大体泣く。魔女の宅急便の冒頭で娘を送り出すお父さんの気持ちになって号泣したりする
・オンとオフの切り替えが激しく、1人の時間がないと死ぬ。人と会っている時はずっとベラベラ喋ってジョークを言っているが、1人になった瞬間に疲れがくる。
・上記の理由で飲み会は1次会だけ参加、2次会には行かずに家に帰った時が1番幸せだと感じる。
・初対面の人と話すのが好きで得意なので、顔見知りがめちゃくちゃ多い。
・しかし友人と呼べる人が20人くらいしかいない。
・議論は大好き。模擬裁判の大会で優勝したことがある
・社会をどうやったらよりよくできるかについて考えている。
・好奇心が強い方だと思う。safariはwikiのタブだらけになっている。
・世の中の全てを知りたい、という欲望がある。
・常に思考しており、アイデアで頭の中がごちゃごちゃ。ついでに常に頭の中で音楽がかかっており、そのプレイリストは刺激に応じて変わる(例えば丸の内にいたら無意識に丸サが流れ出す)。
・プライドがとにかく高く、周りの全てをうっすら見下していて、世の中を神の視点で見ているつもりでいる。
・気分にかなりムラがあり、badに入った日は無気力感に襲われて辛い。音楽を聴きながら散歩をして、自分の存在意義について考える日が2ヶ月に一回くらいある。
・最後は直感で全てを判断する。

ザっとこんな感じであるが、entpについての特徴というよりadhdの特徴のような気がしている。

ついでにmbtiの変遷についても考察すると、幼少期は少なくともE型ではなかったような気がする。周りの子と遊ばず、ずっと1人で本を読んで、フィクションの世界について妄想しているような子供だった。infpとかなのか?後で調べて分かるといいけれど

そこから小学校に入り、4年生で部活を始めたあたりから徐々にE型になっていき、中学2年生くらいの頃からentpへと進化(退化?)したと思われる。
割とこの頃から思ったことをずけずけ言うようになり、周りに対してかなり毒を吐いていた。そして成績が良かったことで調子に乗り、天上天下唯我独尊ムーブをキめていた。そのツケが回ってきて、中学3年生の終わりに仲が良かった友達に初めてあからさまにハブられてしまった。
これが当時の私には本当に堪えて、高校生になってからも呆然として日々を過ごした。大学2年生の成人式でようやく吹っ切ることができるまで、定期的にこの悪夢を見ていたくらいトラウマになってしまった。

これがキッカケで、周りを不快にさせないため、f型へと転向した。初めてmbti診断をしたのは確か高校2年生の時だったはずだが、その時の診断結果はenfpだった。
enfpだった高校時代はなんかしんどかった記憶がある。思春期だったのもあると思うが、常にうっすら鬱&感傷的だった気がする。余談だが、この頃に書いた文章は今と違って読みやすく、なにより美しい。たまに見返して喜んでいる。いつかnoteにも載せて自画自賛したい。

そこから大学受験を経て、徐々にentpマインドを取り戻していき、現在に至る。大学というのは素晴らしい場所で、自由気ままに生きることを咎められることがない。興味の赴くままに授業を取り、腐るほどいる人の中から好きな居場所を見つけ(人間関係に失敗したらコミュニティを変えれば済む)、1人で過ごしていても浮くことのない場所は、entpにとっては天国なのだろう。今が1番自分らしく生きられている気がする。

だが、社会においてentpは生きづらいという。1ヶ月半後から始まる社会人生活においても自分らしく生きられるように、最適な生き方を模索していきたいと思う。

ここまでダラダラダラダラ書いておいてオチはありません。私はentpっぽいですか?mbtiの達人みたいな人がコメントを残してくれることを祈ります。
長文の自分語りをここまで読んでくれた物好きな方、もしいらしたら本当にありがとうございます。

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