モラトリアムの最期に思うこと
もし明日死ぬとして、やり残したことはありますか?この質問は、その人物が明日に死なないことを前提として成り立っている。
本気で明日死ぬかもしれないとか、日常生活においてずっと死ぬことばかりを考えている人がいれば、その人はおそらく健常とはいえないだろう。
しかし、私はその健常ではない人間の1人であり、家までの道を散歩しているときも、音楽を聴いているときも、はたまた大切な卒業旅行の最終日においても、「死んだらどうなる?」という命題について、ずっと考えているのだ。
この問いに対し、