海が見える街で育ったからこそ培われた感性、というものがある気がする。
遮るものがなく降り注ぐ暖かな日差しと、海を越えてきた潮の匂いを運ぶ風。それらに囲まれていると、生きていることに対する喜びとともに、海に続く広い世界では自分という存在がいかにちっぽけであるのかを考えさせられる。

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