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7日間でできる 超かんたんKindle出版
はじめに
はじめまして、空風にじまると申します。本書を手にとっていただき、誠にありがとうございます。
本書に興味を持った方の中には、普段から文章を書くのが好きで、文章を書いて収益を得たいという人もいると思います。
また近年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅での副業に注目が集まっていますが、いざ副業を始めようと思っても「自分にはスキルがないから」と諦めている人もいるのではないでしょうか。
そのような人にオススメしたいのが、Kindle出版です!
Kindle出版とは、Amazonが無料で提供するKindleストアで個人が電子書籍を出版できるサービスのことです。
僕は現在、副業で本を執筆してAmazonのKindleストアで2冊の電子書籍を販売しており、毎月一定の収益を生み出しています。僕がKindle出版に興味を持った理由は、個人でも簡単に本を出版できて収益化できるからです。
電子書籍を出版すると聞くとハードルが高いと感じる人がいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。パソコンさえあれば自宅にいながら今すぐに始めることができ、簡単に電子書籍が出版できます。
文章さえ書ければ、プログラムやデザインなど特別なスキルは一切必要ありませんので、気軽に始めることができます。
本書では、これからKindleストアで電子書籍を出版したいと思っている人や、文章を書いて収益を得たいと思っている人に向けて、7日間で電子書籍を出版する方法を詳しく解説しています。
本書を読むことで、自分が出版した本が多くの人に購入されて読んでもらえる喜びを味わってもらいたいと思います。
2021年12月吉日 空風にじまる
第1章 電子書籍とは
1 電子書籍について
そもそも電子書籍とはどういうものなのか簡単に解説します。
電子書籍とは、電子データ化された書籍や漫画を、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの画面上で読める状態にした本のことです。
電子書籍を読むには、電子書籍を専門に扱っているストアで電子書籍を購入し、Kindleなどの電子書籍専用端末やパソコン、スマートフォン、タブレットにダウンロードして読みます。
2 電子書籍が普及した要因
日本で電子書籍が普及され始めたのは、「電子書籍元年」と呼ばれた2010年頃です。
電子書籍が普及した要因は、AppleのiPadやシャープのGALAPAGOS、AmazonのKindleなど電子書籍が閲覧できるデバイスの普及や、KindleストアやBOOK WALKERなど電子書籍ストアの相次ぐ開設です。
また、電子書籍のメリットである「いつでもどこでも読める」という手軽さと、デバイスの中に数千冊の本を保存できるという利便性も電子書籍が普及した大きな要因と考えられます。
3 電子書籍の市場規模
インプレス総合研究所の「電子書籍ビジネス調査報告書2020」によると、2020年度の日本国内の電子書籍の市場規模は4821億円となっており、「電子書籍元年」と呼ばれた2010年の市場規模は656億円なので、電子書籍の市場規模はこの10年間で右肩上がりに拡大しており、今後も電子書籍の市場は拡大していくと見込まれています。
市場規模が拡大している要因として、スマートフォンやタブレットなど電子書籍を閲覧するデバイスの普及と、出版不況により紙の本が減少して電子書籍の販売点数が増えたことが考えられます。また近年では、新型コロナウイルスの影響による巣ごもり消費により、電子書籍の売上げが増加しているようです。
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