マイホーム選びのポイント 1: 物件価格は家賃の200倍以内であること

人生で一度は通るこの選択。

今回は、買った方がいいときと、借りた方がいいときの基準を紹介したいと思います。

例えば、3LDKの5000万円のマンションを購入しようと考えていたとします。周りのマンションの相場を調べてみると、ほぼ同じ条件の3LDKの賃貸マンションが月17万円だったとします。

さて、みなさんはこの5000万の買い物は賢い選択だと思いますか?

答えは、ノーです。

マンションの販売価格の妥当性をみる一つの指標として、そのあたりの家賃相場というのと比べてどうかという観点で見ます。

利回り。物件価格は家賃の200倍以内であること。

この原則に則ると、家賃相場が17万円と同等のマンションを購入する妥当な値段は3200万円以内(17万円*200)となります。

ではこの200倍以内の数字の根拠はなんでしょうか?

これは“利回り”と呼ばれる、その物件の本来の価値を表しす数値から導き出されています。利回りとは、物件価格に対する年間家賃収入の割合のことです。例えば、5000万円のマンションがあり、家賃相場が20万円の場合、利回りは4.8%。その後マンション価格は下がっていきます。4000万になると利回りは6%となります。この筆者が導き出した家賃200倍以内の法則の根拠です。

新築マンションの値段は、基本的に高いですね。ただこれはその不動産の本来の価値を正確に表していません。

一方で家賃相場というのは、その不動産本来の価値を示しています。ですので、購入金額の妥当性を家賃相場と比較することで一つの指標にできます。

では次回は、もう一つのマイホーム選びのポイントを紹介します。





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