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黒鳥ジャーナル創刊号

初めまして!NOTE初心者ミラノ特派員です。

NEWCD「ブラック・スワン」 ヴィラ=ロボス チェロとピアノのための作品集(チェロ水谷川優子 ピアノ黒田亜樹)アメリカODRADEKレーベルより10月中旬ワールドリリース!(日本国内は10月末入荷予定)

バロックから現代作品、ワールドミュージック、様々な異ジャンルとのコラボレーションを重ねてきた私たちが、一昨年から温めてきた南米の巨人ヴィラ=ロボスの音楽。土の底から湧き上がる歌と、西洋の語法が入り混じる魅惑的な世界。時空を超える超人的エネルギー。世界各国を飛び回り活動してきた自称旅烏の私たちが、今こそ二人で奏でたい音楽がヴィラ=ロボスでした。これまで旅烏だった二人がヴィラ=ロボスの巨大な力を借りて黒鳥に変身しました。黒鳥は「予期せぬことを運ぶ」象徴と言われています。私たちのCDが世界各国の皆様にサプライズ!を運びますように!まずはベルリンとミラノから皆様にごあいさつです。 優子&亜樹

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「ブラック・スワン」
~ヴィラ=ロボス(1887-1959):チェロとピアノのための作品集
①黒鳥の歌W122(1917)
②さすらいW461(1946)
③-⑥チェロ・ソナタ第2番Op.66,W103(1916)
⑦シクロ・ブラジレイロW374(1936)~第2楽章「夕べのときめき」
⑧-⑬小組曲W064(1913)
⑭⑮ブラジル風バッハ(バシアーナス・ブラジレイラス)第2番(1930)より
⑭アリア「祖国の歌」W250
⑮トッカータ「カイピラの小さな汽車」W254
水谷川優子(チェロ)
黒田亜樹(ピアノ)
録音:2019年9月16-20日オドラデク・スタジオ、ザ・スフェアーズ,イタリア[62:41]

水谷川優子(みやがわゆうこ)
5歳からチェロを始め、桐朋学園女子高等学校音楽科卒業、同大学ディプロマコースを経て、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院首席卒業、同大学院修士修了マギスターの称号を得る。同時期にローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーのソリストコースにて研鑚を積んだ。最新のソロアルバム「CON ANIMA~魂をそえて」は『レコード芸術』誌で準特選盤、優秀録音に選出。「勇気づけ、包んでくれるような暖かい音色」(東京新聞) 「心をノックするチェロ」(毎日新聞)と評されている。ソリストとしての他に邦楽などの異分野アーティストとのコラボ(NHK第35回日本賞授賞式で能管の一噌幸弘氏と皇太子御夫妻のご列席のもとで記念演奏)「Ensemble Φ」「Trio SolLa」などのメンバーとしても活動中。現在は日本とドイツに拠点を置いて各国でソリスト、室内楽奏者として活動、近年はエジプトやヨルダン、シンガポールなどでもオーケストラとも共演。コンサート活動の傍らでライフワークとして少年院、ホスピスなどの施設への訪問演奏を続けている。ユニークな活躍ぶりが注目されラジオやテレビにゲスト出演も多く、2018年4月より1年間ラジオ番組MUSIC BIRD「コンサートイマジンPresents 今トキ!クラシック」のパーソナリティの抜擢、また出演したNHK FM「長崎・祈りの音色」が平成30年度文化庁芸術祭 優秀賞受賞、その演奏が高く評価された。


黒田亜樹(くろだあき)
東京芸術大学卒業後、イタリア・ペスカーラ音楽院高等課程最高位修了。フランス音楽コンクール優勝。ジローナ20世紀音楽コンクール現代作品特別賞受賞。現代音楽演奏コンクール優勝、朝日現代音楽賞受賞。卓越した技術と鋭い感性は作曲家からの信頼も高く、「ISCM世界音楽の日々」「現代の音楽展」「サントリーサマーフェスティバル」「B→Cバッハからコンテンポラリー」など、主要な現代音楽演奏会にて内外作品の初演を多数手がけ
る。ビクターより「タンゴ・プレリュード」「タンゴ2000」をリリース。タンゴの本質を捉えた表現と大胆なアレンジは各方面で注目された。2013年にはバンドネオン奏者の小松亮太氏とともにピアソラ作曲オペラ『ブエノスアイレスのマリア』をピアソラ元夫人で歌手のアメリータ・バタールを迎え完全上演し話題を呼んだ。国外ではサルディーニャのSpazioMusica現
代音楽祭でブソッティ作品の初演、パルマのレッジョ劇場でキース・エマーソンの代表作「タルカス」を現代作品として蘇演、シチリアのエトネ音楽祭出演などイタリアを中心に活動。作曲家・植松伸夫と浜渦正志の指名により録音した「Piano Collections & FINALFANTASY」やイタリアLIMENレーベル「ブルクミュラー練習曲全集」のDVDによっても、世界中のファンに親しまれている。2014年アメリカのオドラデクレーベルより「火の鳥」~20世
紀音楽ピアノのための編曲集リリース。イギリスBBCミュージックマガジン5つ星、レコード芸術誌特選盤。「東京現音計画」メンバーとしてサントリー芸術財団2014年佐治敬三賞受賞。ピアノ演奏法の優れた教師としても知られ、国際コンクールの上位入賞者を多数輩出している。ペスカーラ音楽院教授。


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