黒執事 1巻 【ネタバレありマンガ感想文】 一杯の紅茶から始まる最凶の執事漫画
★★★★★
Amazonでレビューしたものです
1.黒執事の始まり
黒執事とは、枢やな(とぼそやな)先生による漫画で、2006年から長期に連載中です。
現在漫画は34巻まで刊行されています。
何度もアニメ化され先日寄宿学校編のアニメが終了し、2025年に続編の放送が発表されました。
19世紀末のイギリス・ヴィクトリア朝を舞台に、シエル・ファントムハイヴという13歳にして伯爵を継いだ少年と、彼に使える完璧な執事のセバスチャン・ミカエリスの活躍を描いています。
2.その執事、○○
第1話。
マナーハウスの朝。
燕尾服の執事がカーテンを開け、アーリーモーニングティーをベッドの主人に差し出す。ロイヤル・ドルトンのセイロンティーをウェッジウッドの蒼白で。
夢ですねえ、こういう生活。
優雅なお貴族様の朝のルーティン。
まあ私には望むべくもないですが、、、
しかし、この貴族邸の主人は、また少年でした。
12歳の「坊ちゃん」ことシエル・ファントムハイヴ伯爵です。
しかもなぜか右目に眼帯をしています。
そして唐突に始まる、執事・セバスチャンと謎の拳法家の対決。
あっさり勝利する執事。
あまり仕事をせずワイワイ言っている、国際色豊かで微妙な使用人たち。
と、あまり一般的なイギリス貴族漫画ではなさそうな空気が醸し出されていきます。
その後も、執事のあらゆる面での有能さが描かれます。異様なほどに。
続く2話で、坊ちゃんの有能さと恵まれているようでいない環境が描かれます。
そして、3話からは、坊ちゃんの”仕事”が。
坊ちゃんは、子供向け玩具や菓子の会社を経営する一方、女王の番犬としてイギリスの裏社会を管理していました。
そのため危険な目にあってしまいます。
犯罪組織に誘拐され暴行を受ける、坊ちゃん。
そこへ、執事・セバスチャンが助けに向かいます。
有能で万能で最強の執事。
その正体は・・・
なんとも美しく華やかな大英帝国を舞台に、少年貴族とその執事の物語の幕開けです。
この1巻は当初読み切りの短編4話だったそうで、2巻からは長編で、長い物語が始まります。時代に即した服装や建物調度品も描かれ、とても綺麗な漫画の絵です。加えて、ストーリーも伏線が多くねられています。
優雅でミステリアスで残酷。
黒執事の世界に浸りましょう。
3.アニメ緑の魔女編!!
黒執事アニメの続編が決定しました!!
うおおおおおおー
2025年放送決定ーー
来年までなんとか生きる、、、頑張って生きる。。。
それまでは今までの内容が本誌にも掲載されるとのこと。
復習しながら心待ちにしています。
よろしければこちらもどうぞ〜
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