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俺って凄いなぁと思う人に是非読んで欲しい話。

少し真面目に、意識について考えてみたいと思います。

私は家庭の事情で1年遅れて高校に進学し、その後これまた家庭の事情で進学を諦めざるを得ず、19歳で卒業、その後すぐに仕事が無くて3ケ月程自走者学校などに通った後8月に中途採用で警察官に採用されました。

6月生まれですので警察官になったときはすでに20歳になっていました。

そして、ここから私の警察官生活を振り出しに、社会人人生が始まるわけです。

かれこれ約35年、本当に色々な仕事をしてきました。

郵政省時代だけでも、郵便の集配でアルバイトを振出に、小さな郵便局(当時の名称では特定郵便局)、普通局の郵便課内務、貯金課内務、中等部訓練という勉強しながらお金を貰える訓練、更には郵政局・・・保険外務。貯金外務・・・等々。

個人的には、一番楽しかったなぁと思うのは、郵政局時代の約10年ほどでした。

仕事は正直楽ではなくて、殆どサービス超勤でしたが、出張などで色々な郵便局に出張させてもらったりした思い出では楽しいものでした。

しかし、それ以上に郵政局では自分で色々と施策を企画することが出来ましたので、計画してそれを実行したことが自身の成功体験の中では大きいです。

自分の企画したことが通ればそれを施策として実行するわけです。

もちろん、郵政局独自での施策は限られていますが、それでも工夫して本省が示す方針に従いながらも自分なりに色を付けていく作業は中々面白いものでした。

自分の考えた内容で、郵便局が動くんです。

近畿だけで3500の郵便局がありましたし、簡易局を入れれば4000局以上の郵便局があるわけです。

正直自分の起案した通達類が局報として発行され郵便局に送られたときは感無量なものがありました。

30歳そこらの若造が起案した文章に基づき4000局以上の局長が動く、もちろん組織で動いているわけですから自分が偉いわけでも何でもないんですけどね。

でも、悲しいかな錯覚しちゃうんですよね。

自分は偉いんじゃないか・・・みたいな。

まぁ、だからこそ私の場合は失敗して痛い目にあったんです。

そこで、若い人に伝えておきたいなぁと思うことは、自分って凄いなぁと思ったら警戒信号が出ているなぁと客観的に見れる目を養ってほしいんですね。

まぁ、そうはいってもなかなか謙虚になると追うのは難しいですよね。

特に若いうちは、元気が有り余っているから周りがみんな自分よりも劣って見えるんです。

だから、なかなか謙虚になれないんですよね。

そうして、簡単に失敗するんです。笑

俺は絶対に失敗しないという方もおられると思いますが、ぜひとも謙虚な気持ちを忘れないでほしいなぁと思いますね。

私自身の経験から、懺悔の意味を込めて

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