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見せ方と魅せ方

今日も思うままに思うことを書いてみようと思います。
今日は、見せると魅せるということで駄文を書かせていただこうと思います。
日本語は同じ漢字圏の中でもかなり特殊なのか、同音異義語があるように思います。
今回の「見せる」と「魅せる」も読みとしては同じなので、漢字としてみれば違うことは判るのですが、音で聞くと戸惑うかも知れませんよね。

さて、「見せる」というのは、単純に姿を光を当てて判別できるようにすると言う意味合いで使われることが多いかと思います。
そして、魅せると書いた場合は、魅力的という言葉もあるように、何かしらの相手を引きつけるような写真を撮影する
と言う意味合いに使われたりしますよね。

ここで二枚の写真を見ていただきたいのですが。

画像1

画像2

いずれも、和歌山市にあるマリーナシティと言うところに向かう連絡橋です。
上は見せるための写真、言わば説明の補助用に使うべき写真ですね。
そして、もう下の一枚は魅せる写真、もっとも、魅せられる程の写真ではありませんが、説明書きには全く不向きな写真ですよね。苦笑
車で走って、橋を渡って初めて見える風景ですからね。
ただ、かなりしゃがんで、もしかしたら地面すれすれを狙って撮影したかな?位にローアングルなので、車では、間違いなくこんな風景は見えないわけです。

これって、実は話し方にも通じるんですね。

説明書のような場合は、万人受けするために出来るだけ平易な言葉で表現する。
それと、もっと大事なことは判りやすいイラストなり写真を添えて提供すること。
そこには、撮影者のこだわりは要りません。
如何に綺麗に、如何に美しく撮影するか・・・これが重要になってくるわけですね。

逆に、写真でもそうですが、

魅せると言う場合には、ある意味とんがっている写真の方が良いわけです。
言ってみれば好き嫌いが激しい作品
魅力的という魅と言う言葉には、「ひきつける」という意味がある反面。魑魅魍魎と言う言葉にも出てくるように、「もののけ」という意味も有るわけですから。
人と違って良いわけです。

ただ、今回は写真でお話ししましたけど、演説なんかでも同じなんですよね。

尖ったしゃべり方をすれば魅力ある話に聞こえるし、淡々と喋れば見せるしゃべり方になってしまう
そんな気がします。

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