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自分の価値を下げてしまう言葉とは

「何をすればいいですか?」
「何を学べばいいですか?」

一見、積極的な言葉のように感じるけれど、実際に言われてみると消極的な聞こえる言葉。
そして、質問を受けた側も回答が難しい質問だ。

私もかなり心当たりがある。新入社員当初によく使ったからだ。自分の価値を下げる言葉を気づかずに使っていた過去は変えられないが、これから来る後輩達に言わせない環境を用意したい。

後輩達に消極的な言葉を言わせないために、私は後輩に求めることを明確に伝えて、身に付けてほしいことだけに集中して悩み考え習得できる環境を用意しようと思う。
また、身に付けてほしい水準を明示し、足りない部分が得られるような環境を用意できれば、少なくとも自分にとってその後輩は即戦力になる!!

身に付けてほしい基準とは、一般的な常識や基本動作、身だしなみ、挨拶、メールの一般的なやりとり、電話対応、お客様先での対応・配慮、報連相、逆算によるスケジュール作成、伝わりやすい手順書の作成、仕事達成のための人材手配、困ったときの相談相手探し、人を受け入れる体制作りなどなど仕事をする上で必要な力についてである。
何が足りないかを見抜きジェネラリストとして補強するのか、強みを伸ばしてスペシャリストとして成長してもらうのかは、後輩の希望に合わせて環境を用意できる力を先輩である自分が積極的に身に付ける。

後輩が自分から身に付けたいと思う環境を用意することで自分の想像を越える後輩の成長が期待できる。また、後輩が仕事相手として対等に話せる人材に育ってほしいと切に願っている。そして、その思いが後輩にも伝わって、次来る後輩に対してもよい連鎖が生まれることを期待したい。

最後まで読んでくれたあなたは、自分で考えて行動できる後輩に成長してもらうために取り組んでいることはありますか?


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