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勉強マシーンになりたくない

1回目の投稿

 みなさまはじめまして。この記事を読んでいる人が何人くらいいるのか気になりますが、とりあえず自己紹介をしてみますね。

(筆者情報)
・2007年生まれ
・(本記事執筆時)16歳
・自称進学校に在学
・数学と理科がスキ
・血液型O型
・乗り鉄

 血液型は多分O型です。3年間半片思いしていた人がいまししたが、最近その気持ちが弱まってきているので困っております。

 さて、上に書いたように私の通っている学校は「自称進学校」と言われています。正直私も若干そのように思ってます(笑)。

 先生たちも生徒が「良い道をたどれる」ように頑張ってくださっているわけですが、別に全員が「良い道をたどる」つまり「いい大学に行く」ことを目的としているわけではないでしょう。就活の時にも「学歴」は確実に評価項目に入るでしょうし、普通に教養が成っている方が生きてて楽しいでしょう。

 でも、私の学校含め(?)、「自称進学校」はどうやら「いい大学に行くこと」を生徒たちに強く要求しているようです。

 これの何が問題なのか。

そもそも大学に行く目的とは

 今の学校に入学してからたくさんの模試を受けたり大学の見学に行ってきました。その中でよく担任の先生に「東大目指そう」とよく言われました。みんなそれに従って高1なのに受験生と同じくらいの勉強を毎日やっているのです(そのせいで私の相対的学力、つまり偏差値はどんどん下がっています(笑))。

 私も勉強しなきゃなと思っているのですが、どうしてもやる気が出ません。なぜかというと「モチベ」が無いからです。

 大学の様子をあまり知らない、というのも理由の一つですが、そもそも自分が「何を学びたい」のかがまだ定まっていない、というのが大きな理由でしょう。

 大学は自分の得意分野の教養をさらに深めたり、それを職につなげていく場所なのでしょうが、その「得意分野」や「職」が何なのかをまだ定められていないのです。

「勉強マシーン」になった友たち

 私のクラスの多くの人は担任の先生の指示(というか支配)によって、勉強マシーンと化しました。1年なのに部活をやめて1日4,5時間の勉強をやっています。凄いなとも思いますが、どちらかというと不気味です。

 確かに「東大入るレベルの学力」を作ってしまえばどんな大学にも入れます(スポーツ・美術専攻など除く)。だから大学の選択肢を増やすことはできるでしょう。でも、なぜか私はその気になって勉強することがどうしてもできません。

 私は数学と理科(化学・生物)が大好きなので、これらの勉強は10時間くらい余裕でできます。気になることを調べてみたり、図形の公式をしょうめいしてみたり、と「探究する」勉強なら全然できます。

 ただ、「探究する勉強」だけでは受験を乗り越えることはできないでしょう。だからこそ「受験数学」や「受験英語」「受験化学」をやらないといけないわけです。どんな問題が出るか、どんな傾向か、どんな点の取り方が良いか、など「受験のために」必要な知識や技能も必要でしょう。

 ですから、これらの知識や技能をつけるために「受験勉強」をする必要が出てくるわけです。で、私はこの「受験勉強」が嫌いです。「受験で頻出だから」という理由で物事を処理していくのが、どうしても好きになれません。

探求学習を受験に組み込む

 これは私の意見ですから違う意見を持っている方もいるでしょう。

 どうせやるなら受験勉強を「効率よく」、何より「楽しく」やりたいものです。ですから、土台として「探究する勉強」がある方が絶対にいいと思います。つまり、「自分の興味のある分野を見つけて、その分野を深める」という勉強が根底にあるべきだ、ということです。

 そもそも高校時代に偏差値・模試の結果だけを気にして生きてきた高校生が、大学の研究室に行って何ができるのでしょうか。相当苦労する、もしくは何もできないでしょう。

 「努力」は「夢中」には勝てない、とよく言われますがこれは本当だと思っています。数学大好きな私は勉強しなくても、正直模試の数学では点が取れます。私は小学生時代社会が苦手で、社会の勉強をしまくっていましたが結局「歴史オタク」や「地理オタク」、「法律オタク」にはかないませんでした。

クラスが気持ち悪い

 最近、クラスが気持ち悪いなと思うことが多々あります。朝礼の時間の担任の話はいっつも勉強ネタ。休み時間私に話しかけてくる勉強マシーンはいつも勉強ネタ。休み時間に「この変数をtっておくのがすごいよね」と話してきますが、正直私にとってはそんなことどうでもいいです。なんでその変数をtと置くのか、なぜそのような解法が最適なのか、問題の条件を変えたらどうなるか、とかだったらまだ面白いですが、チャートの150番の問題がどうだこうだなんて話題は正直テスト前だけでいいです。

 みんな「狂ったように勉強」しているわけですが、みんな何のために勉強しているのか全く分かりません。私の友達が「試験で点が取れればあとはどうでもいい」と言ってるのを見てドン引きしました。

 高校の勉強は中学の時に比べて一気に専門性が上がっています。せっかく勉強するなら「楽しみながら」「意義を見つけながら」やっていかないと損だと最近思っています。

(数学好きな方がいればよんでください)
 この前授業で「ヘロンの公式」と「ブラ―マグプタの公式」をやりました。円に内接する三角形、四角形は辺の長さが分かればその面積が分かる、という公式ですね。で、この時考えたんですが、この公式は五角形、六角形、、、n角形、、、と一般化できないのでしょうか。

 ちなみに円に内接するとは限らない、「四角形の面積」の公式「部レートシュナイダーの公式」もあるようですが、これも五角形、六角形、、、と一般化できないのでしょうかね。どなたか知っている方いらっしゃいましたら教えてください。

というか

 高校生といえば「青春」じゃないですか。彼氏彼女作ったり部活行ったりみんなで遊びに行ったり、とかいろいろやりたいことを我慢してまで受験勉強を高1からやる必要は無いと思います。10時間あったら8時間勉強、残り2時間で遊びにすればいいじゃないですか、100%勉強はやめた方がいい!と最近強く思っています。

 部活あとすぐに塾にいくのではなく、どっかのカフェとかで一息ついてから行く方が楽しいし楽だし、何より勉強のやる気もでます。

 休息が無いとみんな死んでしましますよ。。。

読んでいただきありがとうございました。
20230914-1




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