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VODは二刀流が今はベスト

お金がいくらでもあれば、全てのVOD(ビデオオンデマンド)に登録したいのだが・・・

U-NEXTをやめて、またNETFLIXに乗り換えようかと思う今日この頃。

今回は、この半年間に見た映画の中で印象に残ったものを紹介したい。

第1弾は1980年代の3本の映画。

1. クレイマー、クレイマー

8年目にして妻の自立心から破局を迎えた結婚生活。残された夫は幼い息子の面倒を見るのだが……。離婚と養育権という、現代アメリカが避けて通れない社会問題をハートウォームな人情劇を通して描いた80年の代表作品。ホフマン(主演男優賞)、ストリープ(助演女優賞)の他、アカデミー作品・監督・脚色賞を受賞。“フレンチ・トースト”と共に、絶対的母性を感じさせるトップ・シーンのストリープの横顔の美しさが印象深い。
allcinemaより引用)

フレンチトーストのシーン

原題「Kramer vs. Kramer」というのはクレイマー夫妻の法廷争い、父と子の生活という二つの意味があるように感じる。最初、邦題を見た時はどういう映画か全く予想できなかった。

特に印象に残ったシーンは、法廷で
「もっとも長かった人間関係に失敗したのでは?」
という弁護士の問い掛けに、ジョアンナ(メリル・ストリープ)が言葉を詰まらせるシーン。
涙を流すジョアンナ、首を横にふるテッド(ダスティン・ホフマン)。表情、視線から感情が伝わってくる。
父子の最後の朝食、2回目のフレンチ・トースト作りが感慨深い。

エレベーターのドアは閉まり、映画は終わる。
Joanna Kramer: How do I look? 
ジョアンナ「私、どう見える?」
Ted Kramer: You look terrific. 
テッド「とても素敵だ」

2. スカーフェイス

ハワード・ホークスの「暗黒街の顔役」を現代風にリメイク。キューバからアメリカに渡った青年が、死に物狂いで暗黒街にのしあがっていく姿を描く。3時間近い長尺を徹底したバイオレンスとスラングの洪水で埋め尽くし、A・パチーノの力演共々、比類なき迫力を持って観る者にせまる。(allcinemaより引用)

「The Godfather」のマイケル・コルレオーネ役でアル・パチーノに魅了された。そしてこの作品でも、トニー・モンタナを演じるアル・パチーノのキレっぷりは惚れ惚れする。

Me, I always tell the truth.「俺はいつも本当のことしか言わない」
Even when I Iie.「嘘をついてるときもな」

3. プラトーン

実体験を基に描かれた、O・ストーン監督によるベトナム映画。クリス・テイラーがベトナムにやって来たのは1967年。大学を中退してまでベトナムに志願したのは、次々と徴兵されてゆく彼と同年代の若者たちのほとんどが、少数民族や貧しい者たちだった事に対する義憤からであった。だが、いきなり最前線の戦闘小隊に配属されたテイラーにとって、戦争の現実は彼の想像をはるかに超えた過酷なものだった……。(allcinemaより引用)

自分と同年代の新兵の目を通して戦争の悲惨さ、狂気を描いた秀作。
「ディア・ハンター」「地獄の黙示録」などベトナム戦争を描いた名作が多い中、最も好きなのがこの作品。

この作品で問われるのがバーンズ軍曹(トム・ベレンジャー)、そしてクリスの行った行為の是非。

自分だったらバーンズをどうするか?

クリス(チャーリー・シーン)が逡巡するシーンで「殺れ!殺れ!」と思っている自分に気づき、ゾッとした。
雨、虫、ジャングルの映像が強烈。

若き日のジョニー・デップ、フォレスト・ウィテカーも出演。

I've felt like the child born of those two fathers.
俺はエリアスとバーンズの2人の父親の子どもだったように感じる。

4. 最後に

最近のお気に入りの動画。自分の好きな映画のシーンが詰まっている。

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