【雑記】イケメンフォーメーション
職場であるとき、ふと、気がついた。
・大きな仕事をしている
・社内人脈のなかで力を持っている
・いろいろうるさいオピニオンリーダーである
── など、細やかな配慮と気遣いが必要なアラフォー・アラフィフ女性のアシスタントに、必ず20代のイケメンが配置されている……。
◆イケメンに囲まれる女性たち
管理職ではないが、今、1人で大きなプロジェクトを始動していて、発言にも力を持つすげえうるせえ Tさん(推定50歳)などは、爽やか体育会系イケメン、韓流イケメン、ロン毛のアート系イケメンの3人に囲まれて仕事をしている。
そういえば、最近、Tさんはご機嫌、斜めからず。
以前ほど怒らなくなった。
それどころか、何か楽しそうに生き生き仕事をしている。
眉間のしわが少なくなり、表情が明るくなったような気がする。
化粧ののりもよいようだ。
以前はやべえほど、怖かったのに。
社内人脈のなかで侮れない影響力をもつ「善意と母性の神※」こと、Мさん(45歳)にも、イケメンの慶応卒テニスボーイが付いている。今年、Мさんが彼の教育係に指名されたのだ。
※陰口での称号は「良い子の神様」「正論の女王」。
お陰様で彼女も毎日楽しそうで、最近は周囲を困らせるような正論を振りかざすことも少なくなった。出張に行くときも、心なしかウキウキしている。
これはまさに、元ブルゾンちえみさんの「35億」状態。
日中のストレスフルなワークタイムが、ホストクラブ状態である。
こんなことに、先日、気づいてしまったのである……。
このような人事配置が行われたのは、今年度である。
これは確実に意図的だ。
誰が、この「イケメンフォーメーション」を考えた?
もしかすると、人事戦略の最先端では常識なのか?
それに引き換え、僕のところには「僕が変わり者に寛容」という印象からか(というか、僕自身が変人w)、クセがある人ばかり回ってくるというのに……。
唯一の若い女性は、ちょっとコミュ障のガチオタだ。
(でも、おもしろいから好きw)
俺だって、ワークタイムをキャバクラ状態にしたい!!
ちやほやされながら、仕事したいやい!!!(T_T)
◆数千年以来の地位逆転の始まりの始まり
それはさておき、これは「男女の立場が逆転しつつある」という、時代の流れの一部分を象徴する光景と思う。
もちろん、社風や環境にもよる。
全体で見れば、まだまだ圧倒的に男性優位の社会である。
実は前に「この世はキャバクラ」という記事を途中まで書いて、下書き保存したままでいる。
「この世は、力がある男たちが自分の周りに小キャバクラを作るために存在している」
という、今回の話とは真逆の内容だ。
さすがにセクハラはほとんど聞かなくなったが、今でも経営者や部長クラス、クリニックの院長、有名デザイナーなどなど、権力のある男は、周りに自分を接待する若い美人をおきたがる。
悪意はなく無意識のケースも多いのだが、でもそうなると、ランチも打合せも、キャバクラ状態である。
この「キャバクラ状態」を作れるかどうかが、男の地位や権力の指標の一つとなっている、そんな内容の記事だ。
(実際に作るかどうか、どの程度作るかは、人間性の程度による)
多分、令和の今でさえ、接待どころでは済まない環境も存在するだろう。ひどいパワハラやセクハラ、職場での男女の格差に苦しんでいる女性は、まだまだ多い。
しかし、今回の「イケメンフォーメーション」のように、そろそろ違う芽が見えつつあるように思う。
実際、女性経営者や女性管理職の周りには、イケメンスタッフがいることが多いのだ。
「元始、女性は太陽だった」という平塚らいてうの言葉に倣うなら、数千年の時を越え、男女の関係は、徐々であるが確実に逆転しつつある。
◆これからは男が女性を接待する時代
さて、10代、20代の男性諸君 ──。
これからの競争に生き残りたいなら、「年上の女性の目」を意識しよう。
アラフォー・アラフィフの女性たちに如何に気に入られるかが、仕事において何より重要な時代が、すぐにそこに来ている。
爽やか系、韓流系、筋肉系、メガネ男子系、純朴系など、年上の女性が好みそうなキャラ作りをして、磨きをかけろ。そして、年上の女性を喜ばせるテクニックを身に付けよう。
ネトフリの海外ドラマや韓流ドラマは欠かさずチェック。
カフェとスイーツ、女性ブランドにも詳しくなるべきだ。
もちろん、「作りすぎ」が嫌いな女性もいる。
その辺りは、自分をよく知り、自分に合う戦略を考えろ。
君たちは「接待する側」になるのだ。
昭和・平成の女性たちがせざるを得なかった、年上の異性のご機嫌取りを、今度は君たちがするのだ。
数千年ぶりの地位逆転。少しちんこ触られたくらいは我慢しろ。
服の上からなら、ギリセーフだ。
キスなんて、むしろ、しろ。減るもんじゃねえし。
そんなことを考えた、午前のデスク ──(仕事しろw)
ネットで検索したら「ネット乞食」という言葉に出くわしました。酷いこと言う人、いるなー。でも、歴史とたどれば、あらゆる「芸」は元々「乞食」と同根でした。サーカス、演芸、文芸、画芸しかりです。つまり、クリエイトとは……、あ、字数が! 皆様のお心付け……ください(笑) 活動のさらなる飛