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創造的なアイデアの作りかた

今回はタイトルの通り、クリエイティブなアイデアを創出するにはどのようなことをすればいいかを話したいと思う。

0から1は作れない

いわゆる成功者たちは皆、既存のアイデアを組み合わせたり昇華させたりして新しい革新的なアイデアを創り出してきた。完全に何もないところから創造的なアイデアは生まれないのだ。

水平思考とは

アイデアを作るには思考が欠かせない。心理学者のエドワードデボノは思考には2種類あると提唱した。1つが垂直思考、そしてもう1つが水平思考である。

垂直思考は論理的に1つの物事を掘り下げて思考していくスタイルであることに対し、水平思考では固定概念に囚われずにあちらこちらに目を移す自由奔放な思考スタイルだ。

地面を掘り進めて行く(垂直思考)と硬い部分に直面して、それ以上掘り進めるのが困難になることがある。

実際、世の中にはこの行き詰まった状態がよく生まれる。そんな時、水平思考ができれば掘り下げる場所を変えることができる

水平思考はラテラルシンキングとも言われ、様々な本も出版されているから既に知っている人もいるかもしれない。

水平思考力を鍛える

では、水平思考とは具体的に何をすれば良いのか。

・多様なアプローチ
・常識を疑う
・ブレインストーミング
・類推(アナロジー)
・見方を反転させる
・アイデアを保留し温める

etc...

これらのアクションはあなたの水平思考力を強化させ、創造性あふれるアイデアで様々な課題を解決するのを助ける。

メモ帳は1つにまとめるが吉

最後に、これらのアクションを取り入れたメモの取り方を紹介する。

まず、最も重要なことはメモ帳を1種類に絞ることと、どんなジャンルでも分け隔てなく、その1冊に書き記していくことだ

水平思考の本質は全く関係なさそうな情報間を練り歩くことである。フォルダやメモ帳ごとに分類すると、この移動の邪魔になる。

広大な世界に「情報」という生き物を入れていくイメージだ。大陸ごとに生き物を分類しては、生態系は成り立たない。

情報をどんどん世界に入れて行こう。自分が興味深いと感じたことを何にも囚われることなくメモ帳に羅列していく。雑多に無秩序に羅列するのがコツだ。

集まった情報たちはこうする

1.交配させる
一見関係なさそうな2つの情報を交配させてみよう。新たな情報が生まれるかもしれない。

2.共通点を見つける
一見関係なさそうな2つの情報に共通点を見出してみよう。この2つの生き物は見た目が全然違うが、どちらも肉食だって感じにね。

3.裏返してみる
その情報はリバーシブルかもしれない。裏側はどんな感じか見てみよう。

4.忘れた頃に見る
忘れた頃に見ると、なんでこんな情報をメモしたんだろうと思うことがある。しかし、そんな時こそ、その情報の本質を掴むチャンスだ。

おわりに

1冊のメモ帳を作り、1〜4を実践してみて欲しい。きっとおもしろい革新的なアイデアが生まれるだろう。




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