見出し画像

初心者のための投資のこれから2月 (無料)

FXを中心に、ドル円相場を、株、仮想通貨の今の状況とこれからの分析を、初心者向けにお伝えします。

配信日>2日、4日、10日、15日、26日☜(最新記事)
あくまでも個人の感想です。

節分

2月2日配信


2月のFOMC,アメリカ政府の金利が発表されました。

 2月1日 
アメリカの株価、FXの動向、これからの動きの基本となる、アメリカ政府の金利政策が発表されました。

 その発表前に経済指標がいくつか発表されました、
22:15分 ADP雇用統計。
結果は前回の23.5万人から10.6万人(予想、17.8万人)最近2年で最低の伸び、大幅減少です。ドル円は129.76円→129.52円に下降しました。

24:00分 ISM 指標は48.4から47.4(予想は48)こちらも5か月連続の減少です。ドル円は129.34円→129.68円とわずかに上昇、その後は下降していきます。

 そして日本時間 2日午前4時のFOMCの金利発表です。
金利は0.25%の利上げ。予想通りの結果となりました。
 ドル円は129.34円→129.84円に上昇します。
そして注目のパウエル議長の会見を待ちます。
2日 4:30分 FOMC会見
「インフレは幾分和らいだが、依然として高水準にある」「目標のレンジを4.5~4.75%に引き上げる予定」「インフレを2%にするまで手は緩めない」
パウエル議長の発言はタカ派でした。
ドル円は会見で129.86円まで上昇します。しかし、そこまででした。ドルはその後、どんどん売られて下降し128.57円まで下がりました。
 今は128円台です。
 結局、どの指標の結果も大きく動くことはなく、いわゆる限定的というもので、ドル安方向により進んだ結果でした。
 パウエル議長の発言はタカ派の厳しいものでしたが、これも想定内の発言とマーケットはとらえたようです。株価、とくにナスダックは大幅上昇。ユーローも上昇しています。金、仮想通貨も上昇です。
 当面、このドル安の流れは続きそうです。
1月の配信で述べたように、大口投資家のドル安ポジションはかわりません。
ただ、気をつけなといけないのは、ポジション調整や、一辺倒のドル安はありません。また、大口は仕掛けてきます。急なドル高(円安)は常に起こります。初心者はもっともっと利益がほしくて、ポジションをとったままにして、やられます。気を付けましょう。

2月4日配信

1月の,アメリカ雇用統計が発表されました。

 2月3日 
アメリカの株価、FXの動向、これからの動きはどうなるのか?、アメリカの雇用統計、失業率が発表されました。

3日夜 22:30分雇用統計と失業率が発表されました。

 結果は前回の22.3万人から51.7万人(予想、18.5万人)大幅増加です。
減少予想だったのに、大きく伸びました。また、失業率は3.4%に減少です。前回3.5%(予想は3.6%)さらに失業率は高まると思われていたのに、アメリカの有力メーカーのレイオフ、従業員の大幅解雇の報道はなんだったのでしょうか? 
 ドル円は128.506円→130.2円に急上昇!しました。
その後も、じわじわとドル高に上昇します。

24:00分 1月ISM非製造業景況指数(総合)が発表されます。

ISM 指標は49.6から55.2(予想は50.4)15ポイントも上昇。
 委員長は「事業のトレンドがよい方向にある」とコメントしてます。
ドル円は130.320円→131.175円さらに上昇、
131円台にドル円はなりました。
これは12月末のポジションに戻ったことになります。

 失業率は53年ぶりの低水準だそうです。アメリカのリセッション(景気後退)とは相いれない動きです。
私が以前に述べた、インフレの再燃も現実化しました。
データーを見てみると、
 大口、投機筋のドルのポジションは大きいショート(売り)低いロング(買い)のデーターです。
 これから変化があるか、見ていきたいと思います。
また、市場の恐怖指数は、株価の買いたいロングの意向はとても強く(Extrere Greed)76を指しています。
 これがどうなるか、また、日本は新しい日銀総裁が決まります。
予想通り、「雨宮」さんに決まれば、円安です。
ドル円は、ドル高円安になります。   思った通り混迷してきました。

2月10日配信


今週は強い経済指標もなく、方向性のない展開に終始しました。
 日本では日銀の新総裁に「雨宮氏」に打診があったという新聞報道で円は動きましたが、すぐに否定報道があり、円はもとのポジションに戻り。
 パウエル議長の発言も注目されましたが、「ディスインフレのプロセスが始まった」の表現が注目されてしまい、内容的にはタカ派なのに姿勢はハト派とされました。ドル安、株価も動きましたが、結局、ドル円は動いても戻る、レンジ内でした。
 10日に発表予定だった、注目の日銀新総裁の発表は来週14日に延期となりました。そして、来週14日はアメリカCPIの発表があります。
 新総裁の一番候補の「雨宮氏」が総裁を固辞したという報道もあり、日銀関係でドル円は大きく下降と上昇を繰り返しています。10日午後には、日銀新総裁に「上田氏」という人事が固まったという報道が流れ、円買いになりました。ドル円は、131.5円から129.8円まで下がりました。そのあと、半分ほど値を戻しましたが、まだまだ予断をゆるしません。14日は雨宮氏でなく、上田氏でもなかったら?、アメリカのCPIが大きく上昇していたら?
 ドル円は大変なことになります。安易なポジションを持つのだけはやめましょう。
 さて、今回は大したことはないので、ちょっと思うことを発言したいと思います。
 ツイッターなどで、よく「先出し情報」という、株、FXの価格予想を出す人が結構います。勝てるだろうというトレードポイントを数字で指示します。もちろん理由は、人に教えたい、フォロワーを増やしたい、サロンやグループの宣伝をかねるため、などいろいろです。

 この「ひじきのFX」でも先出の情報、利益のとれる情報を期待する人が結構多いです。ただ、私はそこには応じられないな、、、と思っています。
 私は多くがスキャルピングスタイルです。まさに教えるとなると、すぐ隣に座って指示するか、ライブでもないと無理でしょう。
(YouTubeをする予定はありません)
そして、デイトレードもしますが、私が一番おもうことは「相場に絶対はない」ということです。
 7割がた見込みがあっても最後の1割で外れるのが相場の世界です。
トレード、投資はあくまでも自己責任です。
 でも、やはりもうかりそうだという情報に引き付けられるのが人です。
 まして初心者の時は、分からないことばかりで、特に、すでに負けているときはなんとか儲かる情報を知りたいと強く思ってしまいます。
 結局、負けてしまえば自分の責任なのですが、やはり情報元を恨みます。そして、勝てれば、もっと教えてほしい、これからもずっと教えて、もうけさせてほしいと思ってしまいます。
 そこには自分で勉強して上達しようという気はありません。
本当に多くの初心者が陥る罠です。初めて1年以内の人に多い傾向です。

 結局、生き残れるのは自分で調べて勉強して自分の技術テクニックを向上させてメンタルを鍛えることのできた人しか残れません。
 このことが、わかっていても安易な道を取る人が多いです。これを読んでいるあなたは初心者でしょうか?もしもベテランならこの当たり前の路を登ってきたはずです。
 とはいえ、7割の情報くらいは出したいと思います。それで致命傷の損を回避できれば幸いです。残りの3割は皆さんで調べて勝ちに近づけてほしいと切に願っています。


2月15日配信


14日夜、アメリカCPIが発表されました。

 大注目の
アメリカの消費者物価指数(CPI)が発表されました。今後のドル円、相場を見るうえでとても注目されている数値です。
日本時間22:30、発表直前、ドル円は132.0円から大きく下がります。発表、激しく上昇です。132.9円まで上がると、今度は急下降です。121.6円に落ちます。上下に大きく振れます。
 結果はCPI前月0.1%(修正値)から0.5%(予想0.5%)
     前年同月比 6.5%から6.4%へ(予想6.2%)
    CPIコア 前月 0.4%から0.4%(予想0.4%)
     前年同月比 5.7%から5.6%(予想5.5%) 
前月よりも上がったもの下がったもの、予想と同じもの予想より高いものとまちまちのために、判断に時間がかかったのでしょう、多くの買いと売りのポジションが集まり、大きく動いて損切りも発生しました。けっこう刈られたトレーダーもいたのでは?
 ドル円は落ち着くと、ドル高方以降に進みます。1時間後、133.128円まで上昇すると、さがりはじめ、132.9円台で推移するようになりました。
結局、0.5%の物価の上昇が一番に判断されました。
内容を見ると、CPIの三分の一をしめる住居費の上昇が大きかったようです。
 航空運賃の低下と、中古車価格は7カ月連続で下落。しかし、エネルギー価格は3カ月ぶりに上昇です。
 株価は大きく下がりましたが、また、あがってきました。
雇用統計でもアメリカ経済の堅著さが指摘されましたが、本当に株価も強気です。FRBのメンバーも金利をあげよういう発言がされています。5月のFOMCどころか、そのごのFOMCでも金利の上昇を検討する意見がでてきました。
 私は去年からドル安方向に目線を向けていました。(以前の配信をみてください)ただ、これからは、ドル高方向もみないといけません。
しかし、円は日銀の円高がいずれは来ます、新総裁の植田さんは、円安を支持していると報道されていますが、大口はいまだに円高をみています。正直、分かりずらいドル円が戻ってきています。巻き込まれないように注意しましょう。

2月23日配信


今週のドル円は、月曜日はプレジデントデーで、アメリカ市場は休場。
2月21日 23時45分に アメリカの2月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)が発表されました。製造業 前月46.9 結果47.8
 サービス部門 前月46.8 結果50.5
と拡大、数値は上昇、それを受けて、ドル円も 134.8 から135.2まで上がりました。
24時には、アメリカ 1月中古住宅販売件数(年率換算件数)が発表されましたが、ここでは、ほぼ動かず、だんだん下がり始めて134円台に下がっていきます。
ドル円は、大きなオプションが多数あり、価格も、動きずらい小さなレンジを上下することになりました。
 22日の深夜(日本時間23日の朝4時)に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がありました。内容は「今後のデータを受けてインフレ率が2%に向けて持続的な低下基調にあると確信するまで、景気抑制的な政策スタンスが維持される必要があると参加者は認識した。確信に至るまでにはいくらか時間がかかる可能性が高い」つまりインフレが高い間は利上げが継続するということです。そして、反面、年内に利上げをやめるという意見もありました。ドル円の動きは、最初は上昇、そして下がり、また上昇となりました。議事録の内容に反応したのでしょう。
その後、価格は134.99円まで上昇しましたが、135円を超えることなく、レンジ内に収まりました。新しい情報はなく、やっぱり、利上げするんだな、という内容でした。これを受けて、アメリカ株価は下がりました。
さて、次は
24日の1月個人消費支出(PCEデフレーター)
の発表です。
このレンジを抜けるのかが注目です。


さて、今回は久しぶりに「仮想通貨」「暗号通貨」の情報をしてみましょう。
 昨年、大手取引所である 「FTX」の破綻で大きく下落した暗号資産の市場、ビットコインの大きな下げから低迷していた仮想通貨市場が、年をあけて、徐々にビットコインは上昇してきました。
 すでに注目している人も多いこととおもいます。
 
1月3日は$16696- 1月20日には$22670- 2月2日 $24296- 2月16日$25228- と大きく上昇してきました。(価格はBTC/USDのレートです)
 当然、ビットコイン以外のコインも上昇してきています。仮想通貨愛好家は「よし!」とこぶしを握っていることでしょう。
 とはいえ、価格は最盛期の半分以下、まだまだこれからです。本当にこのまま上昇してくるのでしょうか?上値も重くなり反発を受けて下がる場面も見られます。さらに、上を目指して上がるのか?
次回はそのあたりの話を詳しくしたいと思います。大事な情報(ビットコインの半減期)を提供しますので、こうご期待です。

2月26日配信

24日夜、アメリカ1月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)が発表されました。
今月最後の 大注目のアメリカのCPIデフレター、結果は、
     先月5.0 結果5.4(予想5.0)
コア数値 先月0.3 結果0.6(予想0.4)
1月新築住宅販売件数(年率換算件数) 先月61.6万件 結果67万件(予想62万件)
ドル円は135.7円から大きく上下に振れました。135.1円まで下がり135.9円へと跳ね上がり、次第に上昇していきました。激しくドル高です。
その後もドル円は上昇し、なかなか抜けなかった136円を抜けていきます。
 そして、136.469円で土曜の朝を迎えました。
今後のドル円、これからもドル高方向に進んでいくのか?
去年のドル高円安相場がまた来るのでしょうか?

 さて、前回の「暗号通貨』「仮想通貨」の続きです。
ビットコインを扱った人なら、ある程度、知っていると思いますが、「ビットコイン」には半減期があります(コインがマイニングされ報酬が半分になること、*詳しいことは検索で調べて下さい)この半減期を終えると、コインの価格が上昇することがよく知られています。4年に一度行われる半減期、今度行われる時期、それは来年(2024年)の3月です。
 ここで、面白データーがあります。いま、半減期を終えると価格が上昇すると、いいましたが、具体的には、半減期を過ぎる価格は上昇し、一番価格の上昇が見込まれるのが2年目になります。3年目には価格が下落してしまい、4年目を迎えて調整期、そしてまた半減期になることがデーターから、わかっています。
 今年(2023年)は調整期、来年が半減期の1年目(2024年)つまり価格の上昇が一番見込まれるのは2025年です。奇しくも「メタバース」が実用化されると見込まれているのが2025年です。偶然でしょうか。
 ちなみに、ビットコイン、仮想通貨が下落した昨年は、ちょうど下落の3年目でした。今年に入って、価格の上昇がありますが、これは昨年、FTXの破綻などで予想以上に下落した戻りのような気がします。ただ、今年は調整期、これからも価格の変動、上下の動きがあると思います。コインを仕込むのは、よく価格をみてから、そうでないと、思わぬ下げに見舞われます。
 ですから、秋ごろに仕込んでも遅くはありません。また、半減期の直前に価格を下げることも良くありますので、心配な人は来年の半減期が終わってからコインを仕込んで遅くはないということです。
 ただ、いつでもそうですが、絶対はなく。戦争激化、震災など、「ブラックスワン」が発生することもあります。よく相場と価格を見て利益をとりに行きましょう。


柔軟に頭の中を入れ替えて最新の情報を仕入れましょう、相場で生き残るためにとても必要です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?