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ごめんなさいを伝えたくて。

3/13の訪看の日。
私には謝りたい看護師さんがいた。

遡る事3/6の訪看の日、その日はいつもの訪看さんが新しい看護師さんの補助として来ていた。
メインで話を聞くのは新しい訪看さんで、そのサポートでいつもの訪看さんがいるみたいな。

その時点で不満は募っていた。
なんで、なんで、なんで…。いつもの訪看さんに話を聞いてもらいたかっただけなのに。
しかも新しい訪看さんとは無言の時間が流れるし…。
そこはいつもの訪看さんがサポートに入ってくれたけどそれはほんの一瞬で😭💭

そんな中時間ばかりが過ぎて、1時間はあっという間に過ぎ去ってしまっていた。
なんとか帰さない方法を考えた。それで行動に移そうと思った私は薬を投げつけた。

その行動を目の前で見ていたいつもの訪看さんは、新しい訪看さんに「帰りましょ」と言って帰ろうとしていた。
それをなんとか阻止しようと、カッターまでをも取り出したがやはり帰ってしまった。
庭のど真ん中に座り込む事も考えたが、いつもの訪看さん達が先に出ていたため実行には移せなかった。
いつもの訪看さんは私がカッターを取り出した事に気づいていたが、何も言われる事はなかった。
何も言ってくれなかった。
それが少し悲しかった。寂しかった。

いつもの訪看さんはそんな私の行動をどう思っていたのだろうか。あえて冷たい態度を取ったのだろうと思うけど。私はそう確信している。
冷静になった私は後から、怖い思いをさせてしまったかな、嫌われてしまったかな、NG患者にされたらどうしよう、などたくさん後悔したし不安になった。

来週もし訪問に来たら謝ろう。そう思っていた。
そして迎えた3/13の訪看の日。
そこにいつもの訪看さんの姿はなかった。

いつもの訪看さんに話を聞いてもらいたいだとか、アドバイスをもらいたいだとか、そばにいてもらいたいだとか、そんな感情ももちろんあったけれど、それよりも1番に直接謝りたかった。あの日の後悔は大きかったから。だからその日は何がなんでもいつもの訪看さんに来てほしかった。

未だにごめんなさいと直接伝えられずにいる。
また来てくれるだろうか。それとももう来る事はないのだろうか。

私はいつもの訪看さんに依存している。そう、依存するほどに心を許している人、全信頼を置いてる看護師さんなのだ。
だからこそ、誠心誠意謝りたかった。

ごめんなさいと伝えたくて。でも伝えられなくてもどかしい。いつかまた会える日が来ると信じて待つしかない。

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