【日記】夢判断/2023年2月9日(木)其の壱

 アラームかければ1時間前に起きる。かけなければ寝坊する。そんなこんなをここ1週間ばかり繰り返してきたわけだが、今日はようやくかけずに寝られる「解放日」。・・・だったはずが、6:30に目覚めてしまう。早起きのリズムがすっかりでき上がってしまったのだ。
 けれど何だか悔しいから、二度寝してやった。誰に対して“やった”のか自分でもわからんが。なんだかんだ疲れが溜まってたらしい。すんなりと“無”の世界へ入り込んだようだ。

 真っ直ぐな歩道だが、二股に分かれてる。右には鬱蒼と茂る樹が何本も覆いかぶさっている。左は普通の道。左は向こうから歩行者が来てたから、右を進む。うんこ座りのカタチにならんと樹が当たる。そのままのカタチで右足、左足と一歩一歩コサックダンスを刻むように進む。しんどい。が、しかたない。
 ほんの20メートルばかしだったがようやく抜けて立ち上がる。と、前方からヤンキーっぽい女子高生3人がキャッキャ言いながらやってきて、「左行くべ!」なんて言い合っている。

「キミたち、なんであっちに行くの?」
「あっちは樹の神様のご利益があるんすよ!」
「へ~、そんなん知らずに通っちゃったよ」
「おじさん、ご利益あるはずっすよ!」
「そっか。そりゃ得した。キミたちも気をつけてね」

 そんな言葉を交わしながら別れた。

 そのままずんずん歩いていくと、左側にちょっと高くなった土地があった。神社前の広い敷地のようで、小学生30人ほどがドッヂボールをしていた。オレが歩いているわずかな時間でも、2回ボールが飛んできた。

「キミたち~、危ないから気をつけてね~!」

 いまどきの小学生はただニヤニヤしてこっちを見てるだけ。ま、一応注意したし、ほっとこうと思い、ふたたび歩き始めた。

 すると、その集団の奥で見ていた誰かの母親らしき女性が、ゲームを中断させて大声で怒鳴った。

「あんなふうに注意してくれる人いないんだから、ちゃんとお礼を言いなさい!」

 すると子どもたちは口々に挨拶をしだした。

「おじさん、ありがとう~!」
「おじさん、またね~!」

「お、おう!」

なんつって、右手を挙げて応えた。

・・・というところで目が覚めた。
なんじゃこりゃ、だけど、気分は決して悪くなかった。

 見知らぬ年下の子たちと交流したいのかな。
 たしかに、年下に声をかけづらい世の中になってしまったから、ひょっとしたら、そんな世知辛い時代を潜在的に憂えているのかもしれない。
 教えてフロイト先生。あ、もう100年くらい前に亡くなっちゃってるか。だったらイタコに下ろしてもらおっか。普通に津軽弁でしゃべりだすんだけど。こっちが「ダンケシェーン」なんて声掛けたら腰抜かしちゃうかな。

「徳」が減ること確実。

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