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【日記】再会/2023年2月3日(金)

 熟睡。
アラームは8:00にセットしていたが、7:53にパッと目が開く。
「今日も生きて起きれた」という感謝の気持ち半分、この7分も悔しい。

『世界ボクシングパーフェクトガイド』校正の続き。
校正、校閲の際は、感情移入を排除して、機械的に読むことを心がけているのだが、宮田有理子さんが訪れて書いたカリフォルニアのジム物語はどうにもかなわなかった。しびれた。これはホント、ボクシング関係者みんなに読んでほしい。そして、わが半生をしんみりと考えてしまった。

 午後からは『ボクシング・ビート』誌から依頼された取材で、五反田のワタナベジムへ向かう。『ボクシング・マガジン』休刊以降、各社合同の取材には何度か参加してきたものの、単独インタビュアーとしての取材となると、それこそ7月の井上尚弥以来?(あのときはミヤちゃんもいたけれど)

 今回も、島篤史編集長がカメラマンとして、渋谷淳くんも同行してくれて、ワタシのリハビリを温かく見守ってくれた。

3分4R、インターバル30秒のマススパーリングをする両雄。
谷口はこの後、高山涼深とも手合わせ

 世界王座から陥落してしまったけれど、ふたたび走り始めた京口紘人、谷口将隆、両君。谷口くんは先日名古屋で会ったけれど、京口くんとなると6月以来。ふたりとも、こんな落ちぶれたワタシを何事もなかったかのように自然と受け入れてくれて、本当に助かった。
 町田主計トレーナーも、忠さんこと小口忠寛トレーナーも絶妙なイジリで出迎えてくれた。

京口くんは自然な笑顔をできるが、照れ屋の谷口くんはこんなポーズ。
カッコいいやつは島編集長が誌面に掲載してくれるはず!

 両君ともにあんなことこんなこと、そんなことをたっぷりと語ってくれた。事故なくきちんと原稿を書くことができれば、15日発売の『ボクシング・ビート3月号』に掲載されるはずなので、そちらをぜひご覧いただきたい。

 帰宅後は、ふたたび校正・校閲の続き。そして、ライブでは全然観られなかった『中日ドラゴンズ キャンプin北谷』の再放送をJ SPORTS2で。
 毎年恒例「ドラニュー」第1回は小笠原慎之介。
Q:最近いちばん笑った出来事は?
A:秋にプールで髙橋宏斗に会ったとき、『小笠原さん、泳ぐときもマスクしなきゃいけないんですよね?』って真剣に言われたとき」
 やっぱこっちのヒロトも大物っす(笑)。

放送ブースにわざわざ来てくれた立浪和義監督と森さんの素敵な2ショット。
今年は監督がスタッフにどれだけ任せられるかもポイントだと思う

 毎日ドアラと黒ひげ危機一髪で対戦し、無敗をキープしてきた森繫和さん、ついに敗北。つか、そういうことを楽しんでやってくれる森さんホント好き! 今日に至ってはドアラと本気で豆のぶつけ合いまでしちゃってたし(爆笑)。

 トップボクサーの練習を目の前でじっくり見ることができ、直接ボクシングの話もできて、ドラゴンズの練習も観られる。こんなにぜいたくで幸せなことはない。
 でも、いつ死んでもいいとはまだまだ思えない。早く死んでくれ!って思ってる人はたくさんいると思うけど。

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