【日記】2・16~2・26

 先々週からのこの1週間あまりは、本当にいろいろなことがあって、どれもこれもそのこと自体を事細かく書いておきたかったが、とてもそんな余裕がないので、自分自身のための振り返りとして簡素に書き留めておこう。

2月16日~18日
 早朝バイトを終え、ダッシュで帰宅して準備をし、新幹線に飛び乗った。久しぶりっつか、人生で2度目?くらいの「食道楽」の旅だ。目的地は広島、そして久留米。『本格炭火焼肉 あかつき~暁~』(広島市東区)と『らーめん八』(福岡県久留米市)だ。

『あかつき』は、毎年マツダスタジアム観戦の際に必ず立ち寄る憩いの場所。当初のきっかけは名前に惹かれてだったが、これが美味いのなんの、衝撃的で、毎年、野球観戦がメインなのか『暁』メインなのか自分でもわからなくなるほど。
 年に数回しか訪れず、しかもドラゴンズファンの自分を憶えてくれて、快く受け入れてくださる宇佐見真吾似の店長がまた素敵すぎるのだ。
 先日伺ったところ、開店10年とのことで、ハッキリとは憶えていないけど、開店当初から通っているのかもしれない。
 いつの日か、久本祐一さんや中広大吾くんとここで談笑するのが夢だな。

青い龍のどんぶりは変わらず

 で、『八』。ここは2005年8月から2007年3月まで、『サガンドリームス』(佐賀県鳥栖市)で働いていたときに、仲間とちょいちょい足を運んでいた思い出の店。もちろんとんこつラーメンなんだけど、初めて食べたときの感動をいまだ味わえる。調べたところ、3年前のちょうど2月に来て以来だったから、ホント、久しぶりの味わい。スープを飲んじゃ「美味い!」。麺を一口するごとに「美味い!」。他のお客さんは、気持ち悪かったかもしれないが、こちとら神奈川から食いに来てるんだから、そのくらい言わせてほしい。

 で、来る前から仕入れていたビッグニュース。1月から明星とのコラボで、カップラーメン『ザ・バリカタ55』が発売されているのだ。全国展開との触れ込みだが、近所にはなく、「『八』に行きゃあんだろ」と思っていたら、やっぱりあった!……が、「それ展示品なんです…」とのこと。セブンイレブンや大型スーパーで扱っているとのことで、いくつか買って帰った。もちろん、お店の本物にはかなわないが、でも『八』の風味が再現されている。どうやら期間限定らしいが、ずっと売り続けてほしいなぁ。本店に行くまでの“繋ぎ”で食べ続けておきたい。

2月22日
 昼は東京ドームホテルでの記者会見の取材。夜は後楽園ホールの『フェニックスバトル110』取材。
 2日後に世界タイトルマッチに臨む井上拓真、中谷潤人、田中恒成、そしてそれぞれの対戦相手と各プロモーターが列席。
 3人とも、とてもいいこと言ってたなぁ。拓真は本当に理路整然と話すようになった。そして恒成は、より心に刺さる言葉を投げかけてくるようになった。

懐かしすぎる景色


 そして後楽園ホール。なんと2022年10月25日以来、1年4ヵ月ぶりの入場となる。あのときは岩佐亮佑と、とんでもないウェイトオーバーをしたゼネシス・カシミ・セルバニアの試合がメイン。そして記者席はまだバルコニーに設置されていて、控室にもまだ行くことができなかった。
 会場への入場の際、大橋秀行会長がことさら喜んでくれた。ジムにはちょくちょく取材に行っているけれど、ホールで会うというのに会長も驚いたのだろう。会長の第一声は「久しぶりですねー」。本当にありがたいことだ。
 記者席に座るのも、控室に取材に行くのもコロナ禍以前のことだから、3年ぶり?4年ぶり? もう、新人のようにドキドキしていて、実は前日眠れなかったのだった。
 メインが21時過ぎにゴング。試合後取材が終わったのが22時半近くだったか。東京発最終電車前だったけど、小田原に着いたのが0時30過ぎ。帰宅したのが1時。ご飯食べたりなんだりで、2時半くらい。睡眠2時間で、早朝バイトに向かう。

2月24日
 早朝バイトをこなし、帰宅して少し時間的な余裕はあったが、14時半に家を出て、両国に向かう。
 島篤史編集長に、世界戦1試合を依頼され、そのときだけは記者席のボクシング・ビート席に座ることができたが、フリーで、しかも自分なんかのような小童に記者席は与えられない。が、国技館はアリーナレベルの最後方の壁からリングがとても近く、むしろここのほうが見やすいくらいだったが、係員に「立見は禁止です」と排除され、柵内の邪魔にならない場所で見ることにした。12月の有明アリーナはどの場所もすべて禁止だったから、それに比べればありがたい。ってなわけで、そんな場所から眺めて書いた別記事なのである。
 この日も2日前と同じ帰りの電車。そして、シフトの入れミスで翌日も早朝バイト。前夜の試合に感化されたのか、バイトでの体はすこぶる調子がよかったが、帰宅したらどっと疲れが出たのか動けなくなり、時間的には間に合う横浜の井上拓真の一夜明け会見に行くことができなかった。
 夜の試合取材翌日は、バイトを休みにしとかないかんと教訓を得た。

2月26日
 後回しにしていた16日ニューヨークのTOPRANK興行、20日デトロイトのSALITA PROMOTIONS興行をそれぞれWOWOWオンデマンド、DAZNで視聴。後者のメイン後に行われた6回戦は、“負け役”でメキシコから呼ばれた選手が、7ポンド(3㎏弱)もの体重オーバーをしたパワーでホープを圧倒し、ダウンを奪っての判定勝ち。解説のラウル・マルケス(元IBFスーパーウェルター級チャンピオン)と名高いシュガー・ヒル・スチュワード・トレーナーが「What a fight!」なんて盛り上がってたが、単純なアップセットじゃないことを指摘せんとアカンやろ。。。
 そしてこの日は時代劇専門チャンネルで『八丁堀捕物ばなし』が始まる日。1993年11月からフジテレビの水曜20時の時代劇枠で放映された名作。なかなか再放送されず、喉から足が出るほど待ち望んでいた放送だ。
 あと、広島行き以来、ストップしていたNHKオンデマンド『真田丸』視聴も再開せねば。ちょうど真ん中の25話まできていた。でもまだ、日本時間24日にあった3興行(オーランド、リヴァプール、ナウカルパン)をDAZNで見なければ。。。でも、明日以降にしよう。

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