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【日記】満腹/2023年3月26日(日)

※写真=ESPN+より。アメリカ・カリフォルニア州フレズノのセイヴ・マート・センター。周辺の広々とした感じ、素晴らしい

1:00すぎ就寝。
アラームは3:45にセット。しかし、4:00スタート予定のイギリス・マンチェスターの『BOXXER』興行がなかなか始まらない。結局、40分遅れでスタートした。
 女子スーパーフェザー級6回戦に登場したカリス・アーティングストール(イギリス)ってどっかで耳にした(目にした)名前だなぁと思ってたら、東京五輪フェザー級準決勝で入江聖奈に負けて銅メダルとなった選手だった。サウスポーの縦方向の選手。TOKYOに想い入れがあるのか、使用グローブはウイニングの黒だった。ひょっとしたら、ナオヤ・イノウエのファンなのかもしれない。スコアは60対55だったが、リンジー・ブチンスキー(イギリス)にけっこう右アッパーを合わされてた。
 ちなみにリンジーが使ってたグローブは『RDX』というもの。調べたら、ご当地マンチェスターに社があるそうだ。

Sky Sportsより。またまた新たなブランドを認識
マンチェスターのリングアナ。デヴィッド・ボウイかよ!


 BBBofC(英国)スーパーフェザー級王座決定戦10回戦、マイケル・ゴメスJr.対リーヴァイ・ジャイルス(自分読みではレヴィ・ガイルスで、1個も合ってなかった)は追うゴメスと、ポイントアウトを狙うジャイルスの好ファイト。2-1(97対93、97対94、95対96)でゴメスが制した(自分は97対93でゴメス)が、ナショナル王座を争うにふさわしいものだった。
 ヘビー級8回戦は、フレイザー・クラーク(イギリス)とボブダン・ディヌ(ルーマニア)がスキンヘッド、髭の形、体型、グローブ(EVERLAST黒)、トランクス(黒)と、共通点だらけでどっちがどっちだかわかんなかった。会場もざわざわしてたから、英国の人たちも同じことを思ってたんだろう。ボディーを打たれたディヌが肋骨を痛めて3回終了で棄権したが、判定までいってたら、取り違えてたジャッジもいたかもしれない。

どっちがどっちだよ?
レフェリーに怒られるオコリー

8:00スタートのアメリカ・フレズノのトップランク・プロモーション興行へ行きたいところだったが、ローレンス・オコリー(イギリス)が冴えない試合で延々とやってくれたおかげで、第1試合の村田昴(帝拳)を見られなかった。後から記者の幹事連絡で、帝拳USA提供の映像を見ることができて助かった。
 ライトフライ級4回戦で引き分けた19歳のジェシー・ジェームス・ゲレロ(アメリカ)は、顔といい左フックの打ち方といい、マイケル・カーバハルを思い出させた。そういや階級も一緒やんね。
 ヘビー級6回戦は予想外におもしろかった。6勝6KO無敗の長身サウスポー、アントニオ・ミレレス(アメリカ)を、パトリック・マイラタ(サモア/ニュージーランド)がパワーパンチでダウンさせた。側頭部を殴りつけて、ミレレスが生まれたての羊みたいになって倒れたのだ。結局ジャッジ三者とも57対56の2-1でミレレス。マイラタは、デビッド・トゥア5号だな。5って適当だけど。

 試合間に、ラスベガスのPBC興行をチラ見。こちらはアーカイブが残るので、後からしっかり見ることにするが、ミレレス対マイラタと同時にやってたクリス・コルバート(アメリカ)対ホセ・バレンスエラ(アメリカ)がフレズノ同様にエキサイトしてた。

 いちばん楽しみにしていたデビッド・ベナビデス(アメリカ)対ケイレブ・プラント(アメリカ)はお預け。フレズノメインが終わってすぐに“移動”し、ラスト3ラウンドだけ見た。それだけでも素晴らしかった(夕食後に全部見ました)。

 その後はDAZNでオープン戦最終戦のマリーンズ戦を音消しでつけながら原稿書き。アキーノの久々のホームラン。福谷浩司の好投→滑り込みローテーション確定が嬉しいし、ラスト3連勝でオープン戦5位、セ・リーグ2位は近年で最高順位じゃないかな。

 振り返れば今日1日でボクシングの試合を10時間以上見た。今日はもうお腹いっぱい。でも、明日以降はまた空腹になる。アイム・ハングリー。

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