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【日記】行住坐臥/2022年12月2日(金)

 ……なんでアラーム鳴ってんだよ、うるさいなぁ、とぶつくさ独り言を言いながらムクリ。あ、そうだ。オレがセットしたんだった、とこれは心の中の声。

 ワールドカップ、スペイン戦。前半はドイツ戦を観ているようだった。どれだけの選手、スタッフが「あれと一緒だよ、イケる!」って思えているか。それがカギだと思った。
 後半、堂安律&三笘薫と期待の選手投入(個人的には南野拓実も入れたトリオが好き)。そして早々にやってくれた。
 世界中がひっくり返るジャイアント・キリングだ。けれど、日本と戦ったドイツ、コスタリカと戦った日本と同じ“匂い”をスペインに感じていた。日本のメンバーはその隙間に見事噛みついてみせたのだ。
 絶対有利というムードの中で戦うことの困難さをあらためて感じる。そこを涼し気にこなし、当たり前のようにして勝つことの凄さ。逆もたくさん見てきたが、何度も目の当たりにしてきた光景でもある。
 そして前にも書いたが、実力不相応の者には決して起こせない“奇跡”だということ。これを勘違いしては絶対にいけないと思う。

 お金にならない仕事(それを仕事とは言わないよ、とは言わないで!)をせっせとこなしていたら、あっという間に夕方だ。そうそう、すっかり日が暮れるのが早くなった。16:30には暗くなってる。この、日中が短いというのも冬の嫌いなところ。そういやぁ、娘は秋冬が好き、夏が嫌いとか言ってたが、ここはオレとは真逆だな。

 名前を出しちゃっていいのかどうかわからないが、悪い話じゃないのでいっか。いやまあ、自分と関わっているというだけでマイナスになるんじゃないか、なんていろいろ考えた末、最近はSNS等でも特に選手には極力絡まないようにしてるのだ。けど彼はそんなの気にする男じゃないから出しちゃおう。
 佐藤洋太くんから電話があった。ボクサーとしてはもちろんのこと、人としても大好きな男だ。某紙先輩記者も含めた3人、気心知れたトリオということで、新宿でけっこうべろべろに呑んだことがある。それがもう10年前。
 あのとき「10年後にまた呑もう」ということでお開きになったのだが、そのことを憶えていてくれて。で、いちいち言わないけれど、そうやってこっちのことも気にかけてくれているのだろう。ありがたい存在だ。
 八重樫東くんともよく話す。「洋太の生き方って、いいですよね」と。彼はAmebaブログをやっていて、このチェックは日課のひとつなのだが、これが本当に彼らしい。スケボーに釣り、山歩き、昆虫採集……もちろん仕事も頑張っているけれど、趣くままに毎日をしっかりと過ごしていて、読んでいて元気が湧いてくるのだ。
 変わらない。本当に変わらない。その「変わらない尊さ」を、いつも身に沁みさせてくれる。すっかり素敵な父親だが、いつまでも少年の心を持ち続けていてほしい。

『テミスの剣』(中山七里)を読み進める。重苦しく息苦しいが、逃げちゃぁいけないな。
 難しい言葉がぽんぽんと飛び出してくるので、例のネタ帳に言葉をどんどん書き込んでいく。実際に自分の手で書いていくと、いかに自分が漢字を忘れているか、いかに知らない言葉が多いのかをはっきりと突きつけられる。

 娘のライブ配信12日目(トータル17日目)。早朝の日本vs.スペイン、ちゃんと観たそうである。ABEMAの本田圭佑の解説がおもしろかったと。
 自分は岡ちゃんファンなので、フジテレビで観たけれど。三笘のパスカットの際の岡ちゃんの「素晴らしい!」連発がよかった。
 今日の曲はback numberの『クリスマスソング』。その前にWham!の『ラストクリスマス』を口ずさんでいたので、てっきりこっちだと思ったが肩透かしにあった。部屋が相当寒そうなのと、今朝の影響で睡魔が襲っていたのだろう。期末テストも今日で終わりだったし。ゆっくり休んでね。

 さあ、明日はジョンリエル・カシメロvs.赤穂亮メインの韓国、阿部麗也vs.前田稔輝メインの後楽園ホール。明後日はイギリス→アメリカ→大阪だ。
 目ん玉引ん剝きすぎて、どこかで落っことしそう。。。

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