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第2創業は、温故承新で!!

4年前に事業承継・M&A分野に進出しました。活動を通して描いたことを活字にしたのが、温故承新でした。4年が経ち、事業承継・M&A後に展開される「第2創業」支援を活動の場にしました。活動の軸になってきたのが、パーパス経営であり、理念の継承です。


温故承新での5つの継承。

温故承新は当初、事業承継、技術伝承、技能伝承、経営継承の4つを受継ぐことをイメージして、経営者や後継者候補と接してきました。
多くの経営者からのヒアリングを通して、経営理念や創業理念に基づいて話しをされる経営者と、そうでない経営者とでは、大きな差があることに気づきました。
ファーミリービジネスでの承継でも、M&Aなどの第3者承継でも、理念の継承や承新が、承継プロセスにおいても大切です。
そこで、事業承継、技術伝承、技能伝承、経営継承に理念継承も加えて5つにしました。

温故承新から生まれる第2創業

事業を引き継いだあと、本業の維持だけでなく、本業とは別に、もう一つ事業の柱を持つために、新たな事業活動を起こす経営者がいます。
この取り組みが第2創業です。
後継者による第2創業は、会社が持つ経営リソースを活用し、新たな要素を組み入れて事業化をはかっていきます。
これが第2創業に向けた温故承新の一つになります。

スタートアップとの連携した第2創業

スタートアップは経営リソースを持ち合わせてないので、経営リソースを持つ企業との共創スタイルが増えています。
既存企業の第2創業とスタートアップ企業との共創は大きな化学変化を起こすとともに、成長の速度が高まります。

経産省の施策「スタートアップ創出型カーブアウト」では、事業会社とスタートアップ企業との共創が描かれています。これは、お互いの第2創業だと
私は考えています。

温故承新も温故承新

温故承新は、やまぐち総合研究所の経営理念でありパーパスです。
活動する中で、修正や追加していくこともあります。
時代の変化、経済の変化によって、軸はブラさなくとも変化はしていかないといけないと思います。
そして、ステークフォルダーへのメッセージにもなっています。


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