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「広告マニア」が生まれた理由。すべてはお客様への最適な提案のために。

こんにちは。ビズパnote編集部です。

今週ご紹介するメンバーは、先日「日曜日の初耳学」にも出演した加藤さんです。
なお、これまでご紹介したメンバーの記事は↓↓から読んでいただけますので、ぜひ見てみて下さい!

加藤さんのプロフィールや、お仕事の内容については、以下で紹介していますので、ぜひあわせて読んでみてください!

▼プロフィール

▼仕事内容紹介


こんにちは。
ビズパ メディアプランナーの加藤です。
都内の広告事例を発信する広告マニアでもあり、テレビ東京「今日からやる会議」やTBS「日曜日の初耳学」等のメディア出演や、MarkeZineへの寄稿などもしています。

ただ、昔から広告マニアだったかというと、そうではありません。
今回は、私が広告のどんな部分に惹かれ、広告マニアになったのか、広告が持つ魅力についてお伝えしていきますので、少しでも広告に興味を持っていただけたら嬉しいです。

とにかくお客様に良い提案がしたい一心だった。

ビズパは2社目の会社で、前職は食品メーカーの営業でした。
業界未経験で入社をしており、広告に関する知識はほとんどない状態でスタートしました。

当たり前ですが自分自身が広告のことをよく知らなければ、お客様に最適な提案は出来ないと思い、入社と同時に勉強を開始したわけですが…私が入社した時は立ち上げて1年も経っていない時期でもあったので、業界に関して体系的に学べるような資料もありませんでした。そのため、そもそも媒体にはどのようなものがあるのか、広告出稿までのフローや、広告業界特有の用語など、独自で勉強をしていきました。

その勉強の一環として始めたのが「広告巡礼」です。
※「広告巡礼」とは
広告の張り替えが行われることが多い毎週月曜日の夜に、話題になることが多い渋谷~新宿にある広告を巡りながら、ユニークな広告の写真を撮って回ること。加藤命名。


始めてから約3年が経ちましたが、現在では、10,000枚以上の広告の写真がスマホに入っていて、フォルダに収まらなくなってきました(笑)

過去には、広告について書かれた本や雑誌なども読んだことはあるのですが、実際に世の中でいま話題になっている広告を、自分の足で見に行って勉強するようにしています。なるべく他の人のフィルターを通さずに、自分の目で見たり経験したりした感覚を学びとして大切にしたいと考えています。

何も形がないところから始まった「広告巡礼」

現在は、渋谷~新宿の特定の場所にある広告を巡礼していますが、最初からルートが決まっていたわけではありません。
はじめのうちは、バズった広告をただ見てまわるだけでした。

ところが、しばらく続けていくうちに、企業が広告を出す目的がバズるかバズらないかだけではないことに気づきます。そして、「なぜこの企業はこの広告を出したんだろう?」と、広告を一つの作品として、作り手の意図や背景を考えるようになりました。

また、現在は、「一ユーザーとして何を感じるか」という感覚を大切にしています。面白いと感じるか、感じるとしたら何が面白いのかを考察し、Twitterなどで発信することを癖づけています。

そして、広告は出す場所もとても重要な要素なので、作り手がなぜその場所に出したのかを考えると同時に、どんな人がその場所を利用するのか、人流はどうなっているのか、そういう生の情報を得ることで、お客様への提案の際にも役立てるようにしています。

ちなみに、これまで見た中で、一番印象的だったのは、今年の1月に東大前駅と駒場東大前駅に出された明治R1の受験生応援広告です。

これは一目見ただけですごい!と思いました。
まず、場所が「東大前駅」と「駒場東大前駅」で、ターゲットが受験生であることがとても明確です。また、広告の加工によって、行きと帰りで異なるメッセージが表示されている点にも驚かされました。

本来、商品に関する広告であれば、その商品の機能性や見た目等の情報を訴求したいはずなのに、全くその要素がない点も特筆すべき点の1つだと思います。
商品について触れていないのに、受験生の親御さんからの心温まるメッセージが、商品へも好感をもたせてくれる、そんな内容だったと考えています。

ネット全盛時代におけるオフライン広告の価値。

一般的に、オフライン広告は「露出が保証されている」「知名度、企業イメージの向上につながりやすい」などのメリットがあると言われています。そのため、今まで自社の商品やサービスを全く知らなかった人や興味を持っていなかった人に対して存在を知ってもらう意味では非常に優れています。

上で触れた、明治R-1の事例はまさに、これまでR-1のような健康に特化した商品へあまり関心を持っていなかった人にもその存在を認識してもらえる好事例だったと思います。

オフライン広告はその面を通じて、企業からのメッセージをユーザーが感想をSNS等でシェアするといった企業とユーザーを直接結ぶコミュニケーションツールとも言えると思います。

また、現在のような情報過多の時代では、商品がいくら良くても、何もしないで売れることはありません。オフライン広告は老若男女問わず、様々な背景を持つより多くの方に企業あるいは商品のメッセージを届けられますので、企業ブランディングや商品の差別化を図ることにも寄与すると思います。

多様な選択肢から、よりカンタンに。より効率的に。

オフライン広告の優れた面をご紹介しましたが、オフライン広告出稿は、ネット広告と比較すると費用が高くなる傾向がありますので、なかなか一歩踏み出せない企業がいるかもしれません。
実際に、ビズパへお問い合わせいただくクライアントの中にも「ネット広告は沢山やっているけどオフライン広告出稿は初めて」と仰る方は多いです。

もともと、ビズパの創業にも、オフライン広告の出稿は「自社に最適な媒体を見つけにくい」「中間業者が複数介在することで適正価格が分かりにくい」などの課題認識もありました。そのため、当社の広告プラットフォーム「BIZPA」は2万媒体以上の選択肢を用意し、そのうちの7割以上が10万円以下とスモールスタートが可能な環境を用意していますが、まだまだ完成形ではありません。今後は、以下の3点を実現する企業へ成長していきたいと考えています。

1.オフライン広告には多様な選択肢がある

オフライン広告というと、テレビ・新聞・雑誌といったものを思い浮かべる方が多いかもしれません。ただ、実際には「え、こんなところにも広告だせるの?」というものも多く存在しています。

例えば、人力車や士業の方向けの専門紙、トイレの中や、大学の食堂のトレイなど…。日本全国には約30万媒体があるとも言われています。BIZPAにはまだ2万媒体ほどの掲載しかありませんが、今後、国内全ての広告媒体を掲載していく予定ですので、沢山の選択肢があるという事実を知っていただきたいと考えています。

広告というと、ついクリエイティブに目が行きがちですが、効果を出す点では「面」という観点も、とても重要です。そういう意味で、オフライン広告は”ラブレター”と似ていると考えています。

もし、自分が好意を寄せている相手に、ラブレターを書いたとして、どんなに相手への敬意と愛情がこもった内容で文字もきれいだったとしても、ルーズリーフに書かれていては、相手にその気持ちは伝わりませんよね。

メッセージを伝える要素としてとても大切な「面」には、非常に多様で沢山の選択肢があるということを、BIZPAを通じて知っていただきたいと考えています。

2.効率的に広告手段が探せる、ビジネスのお供的存在に

広告は企業成長のためのカンフル剤としての役割をになっています。何もせずとも売れる商品・サービスはありません。企業成長を促進するために、どの面を使って、どのような内容の広告を出すかはとても重要です。

ただ、どれくらいスピーディーに、効率的に広告を出せるかも重要です。
オフライン広告は、どのような選択肢があるのか、それが自社に適しているのかが分かりにくい。ブラックボックス化した部分が依然として存在しています。

BIZPAを使えば、媒体ごとの主要なターゲットもWEB上で確認できますし、複数の媒体と比較も出来ます。ターゲットと伝えたいメッセージが決まったら、どの面に出すべきかをビズパ上で効率よく見つけ出し、より多くの時間をクリエイティブの時間に使ってもらいたい。そうすることで、自社のビジネスをより加速していってほしいと考えています。

3.思い立ったら即実施。よりカンタンに広告が出せる環境に

オフライン広告の出稿までには、平均的に、問い合わせから1~2か月かかると言われています。

しかし、ベンチャーやスタートアップにとっての1か月は、その期間でどんな行動をとったかが、自社の運命を大きく左右するほどの影響を持ちます。そのため、1か月も2か月も待ってはいられません。

広告を出そうと判断したらすぐに出稿できる。この環境が必要です。
ネット広告は、既にある程度この環境が出来ていると思います。しかし、オフライン広告はまだ、多数の媒体社に問い合わせをして、金額を確認して、比較をして面を決めたら、クリエイティブを制作してくれる会社を探して…と沢山の工程があり、簡単に出せる環境ではありません。

ビズパでは今後、クリエイティブの機能も追加していこうとも考えています。オフライン広告も、よりカンタンに、そしてスピーディーに実施できる環境を創っていきたいと考えています。

以上、私がなぜ広告マニアになったのか、広告が持つ価値や、ビズパが今後目指していきたい姿について、お伝えしてきました。
少しでも、広告あるいはビズパに興味を持っていただけましたら、幸いです。

もし、もう少し話を聞いてみたいと思ってくださる方がいらっしゃれば、是非、採用HPをご覧ください。カジュアル面談も大歓迎です。

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