「メンタル本」でしんどい、生きづらい人の笑顔を取り戻したい
はじめまして。会社員としてフルタイムで勤務する傍ら「メンタル本大賞」を企画運営しております、成瀬俊昭と申します。
このたびは、お立ち寄りいただきありがとうございます。
突然ですが、あなたは「しんどい」「生きづらい」と感じて苦しんだ経験はありますか?
私は31歳のときに、うつ病で1年間に3回休職した経験 があります。
自分の存在価値(生きている意味)を見失ってしまい、妻子を路頭に迷わしかけました。
あなたがつらい状況に陥っているとしたら、甚だ微力ではありますが、この記事がヒントとなり、気持ちが楽になるきっかけをつかめるかもしれません。
もし不調やストレス症状が長く続いたり、すでに日常生活に支障が出ている場合には、無理せず早めに医療機関やカウンセラーに相談してくださいね。
厚生労働省ホームページ「まもろうよこころ」相談窓口
「メンタル本」とは、メンタルをテーマにした本の総称です。
私は【つらいときに寄り添ってくれるような心が楽になる本】をセレクトしてご紹介する活動を「メンタル本大賞」というコンテスト・WEBサイトを通じて行っています。
本を読むこと自体は、治療の手段にはなり得ないのですが、救いの手を差しのべてくれる可能性があります。
私がどのような想いで活動をしているかつづりますので、このまま続けてお読みいただけると嬉しいです。
1.「メンタル本大賞」って何?
ひとことで言えば、「心が楽になる本の中からノミネート作品を選んで、メンタルヘルスの専門家(医師、カウンセラーなど)や読者によって受賞作品を決めるコンテスト」です。
ノミネート作品や表彰式(動画)をご覧いただくとイメージが湧きやすいと思います。
メンタル本大賞2022 受賞作品
メンタル本大賞2021 受賞作品
書店に行くと「メンタル本」があふれんばかりに並んでいます。
どのような違いがあるのかわからず、どれを読めばいいのか迷いませんか?
残念ながらメンタルをテーマにした本の中には、頑張り続けてヘトヘトになっている読者に「凶器のように心ない言葉を浴びせる本」が存在します。
このような想いを込めて創設したのが「メンタル本大賞」なのです。
2.「がんばらないことをがんばる」と決めたはずなのに…
「メンタル本大賞」の活動をするにあたって、次の3つの信条を決めました。
このような信条を掲げた理由は、無理して活動をすることで、自分や協力者の方々がつらくなってしまったら本末転倒だと思ったからです。
(心が楽になる活動をしているのに… その原因になってしまったら笑えませんよね!?)
でもなかなか実行は難しいものです。
③は相手に強いなければいいだけなので問題ありませんが、自分に対しての①と②はとても難しいなと感じています。
完璧主義タイプの私は、活動に対する思い入れが強いあまり、必要以上にクオリティにこだわって、時間をかけ過ぎてしまうからです。
人には「ハードルを下げよう」「60点で合格」と言っておきながら、張り切って「がんばりすぎてしまう」自分。
会社員の仕事をおろそかにすることはありませんが、睡眠時間を削ったり、休日の余暇や趣味の時間を確保できずに、(ある意味、犠牲にして)活動することは多々あります。
間違いなくやりがいは感じていて、アウトプットするたびに充実感で満たされてはいるのですが
「自分って楽しめているのかなぁ」
そう考えるたびに葛藤が生まれて、弱気になってしまう自分がいます。
3.そんな自分でも「まあいっか」
私の好きな著者の言葉で次のようなものがあります。
できない自分も含めて「ありのままの自分を受け入れる」ことは自己肯定感の鉄則ですが、「できない自分を受け入れる」ことはそう簡単にできるものではありません。
「できない自分を受け入れると決めたのにできなかった」
となってしまうからです。
でも加藤さんの言葉を借りれば・・・
「 "できない自分を受け入れると決めたのにできず、やっぱり自分はダメなんだと感じてしまう自分" をも受け入れる」
となります。
無限ループに陥りそうですが、いつか止まります。
「まあいっか」
とあきらめたその先に、「ありのままの自分」を受け入れた瞬間が訪れるのだと思います。
4.いま取り組んでいること
現在、「ストレスフリーな働き方」を発信しているインフルエンサーのけけさんの指導を受けています。
「メンタル本大賞」の選考委員として活動いただいているご縁もありますが、同じ会社員として働きつつ、家族との時間を大切にしながらも、「生きがいラボ」の実現という夢を追いかけている姿に大変共感したからです。
私は「メンタル本で社会貢献」といった大きな風呂敷を広げてしまうところがあり、あれもこれもと欲張ってしまいがちなタイプです。
「そんな自分をも受け入れる」と決めはしましたが、好きな活動でもストレスになりかねない懸念と自己分析の必要性を感じて、けけさんのコーチングを受けることにしました。
「自分らしさ」「生きがい」がどこにあるのかを見極めることができた私はいま、一歩一歩階段を昇っていくことの大切さをかみしめています。
(たぶん、楽しみながら)
「メンタル本大賞」の活動も「メンタル本で社会貢献」というビジョンもきっと "入口" としては間違っていないはず。
でも、いま足りていないのは自分や家族を思いやるゆとり(心身・時間・お金)なのだとわかりました。
これまでの私は、いろいろなことを犠牲にしながら「メンタル本大賞」に取り組んでいたような気がします。
私の現在地
よく取り上げられる「マズローの欲求階層」で言えば、第2段階の「安全」欲求が満たされていないのに、第6段階の「自己超越」欲求を目指していたようなもの。
正直なところ、会社員としての仕事と「メンタル本大賞」の活動との両立が苦しくなっていたのだと思います。
こんな自分でも「まあいっか」の精神で・・・
少し弱音を吐きましたが、チャレンジを再開します。
何かのプロフェッショナルでなくても、社会貢献をめざしていい!
成功者や克服者でなくても、成長していくプロセスを発信していこう!
ペイフォワード(恩贈り)は無理せず、可能なときに可能な範囲でいい!
ぜひ私のチャレンジを応援していただけませんか?
そして仲間になっていただけませんか?
共感いただけましたら、活動の励みになりますので、フォロー・登録していただけると嬉しいです。
「メンタル本大賞2023」の活動と並行して、以下のソロ活動も始めていきたいと思います。
懲りずに「あれもこれも欲張ってる」と言われそうですが(笑)
これも素の私… やりたいのだからこれでいい!
■Twitter(2023年6月再始動)
「メンタル本」のフレーズの中から、心が楽になるメッセージや元気を取り戻していくコツなどをチョイスして、イラスト入りで発信します(ほぼ毎日投稿)。
■公式LINEアカウント(2023年6月始動予定)
ご登録は下記リンクもしくはバナーボタンからお願いします。
https://lin.ee/46672kF
「メンタル本」の考察、研究結果などをわかりやすいレポートにまとめて発信します(不定期配信)。
出版社さまより頂いた「メンタル本」のプレゼント企画、読んだ感想コメント・書評などの募集(「メンタル本大賞」サイトに掲載)、イベントなどのご案内も行います。
※登録者を対象に「メンタル本ソムリエ」としてお悩み相談にもチャレンジ予定
■一棚本屋
「ぼっとう&よはく」さま(東京都練馬区)のコワーキングスペースをお借りして、一棚本屋「メンタル本大賞 発起人の棚」を2023年5月14日にオープンさせました。
読書会や親睦会などのイベントも開催(公式LINEにてご案内)予定ですので、ぜひお立ち寄りください。
※「ぼっとう&よはく」さまについて
店主のakkoさんが子どもや親の居場所として運営。「ちょっと大変な子育てをしている親の会」、発達凸凹・不登校等の悩みを抱えたお母さん達の情報交換の場からスタートしたスペースで、「メンタル本大賞」選考委員の河合南さん(独立書店「百年の二度寝」店主)のご紹介で一棚お借りすることにいたしました。
一緒に一歩を踏み出しませんか。
小さな一歩で構いません。
くれぐれも無理なさらないでくださいね。
あなたが大切な方をいたわるように、ご自身の体と心もいたわってあげてください。
あなたの大切な人にとっての "あなた" もかけがえのない "大切な人" であることを絶対に忘れないでください。
今日一日があなたにとって素敵な一日となりますように。
そして、明日も明後日もずっとずっと健やかにお過ごしになれるよう心からお祈り申し上げます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
成瀬 俊昭|メンタル本大賞 発起人
【御礼】こちらの記事で使用している写真・イラストについて
「Pexels」「Canva」「Loose Drawing」の画像・テンプレートなどの提供サービスを指定の規約に従って利用しています。
素晴らしいサービスを提供してくださることに心より感謝申し上げます。
「メンタル本大賞」の活動に有効活用させていただきます。あなたのあたたかいご支援を心よりお待ちしております。