【3分で海外プロダクト紹介 #2】 Tango
毎日19時に、3分で読める海外プロダクトの紹介記事を投稿するシリーズです。
昨日は、データドリブンにロードマップを作成・管理・共有できるプラットフォーム「Leanbe」を紹介しました。
今日のプロダクト名はTango。2021年9月30日時点で、Product HuntにてUPVOTEを2500ほど獲得しており、2021年9月16週のランキングで1位を獲得しています。
一言で言うと、スクリーンショットを利用したハウツーガイドを簡単に作成することができるサービスです。
ユーザマニュアルやオンボーディング資料を作る方向けのサービスと言えるでしょう。
解きたい課題
スクリーンショット付きのドキュメントを作成する時に発生する面倒にフォーカスしています。
具体的には「撮ったスクリーンショットを並べる」「ドキュメントをフォーマットする」「ドキュメントに四角や矢印を追加する」「チームで共有する」といったことです。
課題に対する価値提案
スクリーンショットを撮りたいストーリーに合わせて画面を操作するだけで、簡単にスクリーンショット付きのドキュメントを作ることができる。
ソリューション
4STEPでドキュメントを作成します。
▼ STEP1
まずは、chrome ウェブストアでTangoを拡張機能として追加します。
▼ STEP2
Tangoを起動して、ドキュメントにしたいプロセスをステップバイステップで操作していきます。
▼ STEP3
STEP1で操作したプロセスが、Tangoサービス上でステップバイステップのドキュメントに変換されます。
注釈を入れたり、画像にオブジェクトを追加することで、欠落した情報を補完します。
▼ STEP4
STEP2で完成したドキュメントを共有するために、メールへの送信やダウンロード、HTMLへの埋め込みを発行することができます。
価格プラン
無料
筆者のつぶやき
マニュアルを作ることも多い筆者にとって、「便利〜」と声に出てしまうプロダクトでした。
提供されている機能自体は比較的シンプルですが、明らかに面倒であったタスクを解消してくれているので、価値あるサービスだと感じました。
既に、NotionやGoogle Docsなどとは連携できるようですが、他にも様々なサービス(ex. ヘルプデスクサービス)と連携することで、より価値を増していきそうなプロダクトです。
このように、特定の機能に特化して強い価値提供を行い、他のサービスと連携してユースケースを広げていくサービスは、今後も出てきそうですね。
私も使ってみましたが、サクサクドキュメントが作れて非常に良い体験でした。但し、ダウンロードしたPDFで日本語が文字化けしてしまったので、良い回避方法があるかは引き続き調査したいと思っています。(参考までにダウンロードしたPDFを添付しましたので、よろしければご覧ください。)
無料で使えるサービスですので、是非読者の皆様も使ってみてください。
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